【名探偵コナン】蘭の妹はチートな人見知りです

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「おお！あれが有名な高校生探偵､工藤新一か！迷宮入りの難事件を次々と解決してるっていう…日本警察の救世主！」
「ちょっと来て来て！工藤君よ工藤君！」
「お手並み､拝見させてもらおうぜ！」

あ､キツイ…気分悪くなってきた｡やっぱり人は苦手…｡

春菜「蘭姉､私ちょっと人込みの外にいるから…何かあったら呼んで｡」

蘭「春菜､大丈夫…じゃないよね｡私も一緒にいようか？」

春菜「平気…新一が､すぐ解決してくれるだろうから…」

それに､少し一人になりたいというのもある｡あの黒ずくめの銀髪さんは怖いし､知らない人がいっぱいだし､首なし死体なんて夢に出そうだし…｡
途中､恋人同士のケンカがどうとか聞こえて､好奇心が疼いたけど大人しくしてた｡これ以上はホントにダメ｡





新一「コースターのスピードとピアノ線か鋼鉄の輪を利用すれば､可能だ！」

新一の推理が始まったらしい｡この位置じゃ見えないしよく聞こえないけど､その言葉で何となく犯人を察した｡体調も回復してきたし蘭姉のところに戻ろうかな｡

春菜「蘭姉｡」

蘭「春菜！もう大丈夫なの？」

春菜「そろそろ解決するかなと思って……あれ､新一は？」

蘭「コースター使ってなんかやってるわ…」

コースター…トリックの実演かな？蘭姉の服の裾を引っ張りながらそっちへ行く｡ごめんね蘭姉､好奇心には逆らえないの｡

新一「あとはコースターのスピードとパワーが､首をふっとばしてくれるってわけですよ…」

終わってた…(´・ω・`) ホントごめん､蘭姉｡

「で､でたらめよ！何を証拠に！？」

新一「では､お聞きしますが…乗る前にあなたがつけてた真珠のネックレス…いったいどこへいったんですか！？」

彼女…新一に[体操部に入っている]と言い当てられた女性を見ると､確かにネックレスがなくなっていた｡

新一「おそらく､あなたはネックレスのヒモをピアノ線に変え､それに取り付けたフックは､バッグの中に隠していた！さらに､あなたは体操をやっている！他の女性ならともかく､バランス感覚の鍛えられたあなたなら､コースターの上でもこれくらいの事はできる！」

その人の友人が涙目で､黒ずくめの男達を指さした｡

「じゃあ､あの二人はどーなのよ？同じ手口なら､後ろにいたあの人達の方が､簡単にできるんじゃない？」

まあ､いかにも不審者だけど…違う｡怪しいけど…違います｡

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ラッキーめいげん[現在､全31言]

静香「アホ！命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは､みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」

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