【名探偵コナン】蘭の妹はチートな人見知りです

10話・惨劇の始まり ページ46

遅くなりましたが､新年あけましておめでとうございます!

今年もこの作品 【名探偵コナン】蘭の妹はチートな人見知りです と私、星咲夜空を

どうかよろしくお願いします！

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橋が落ちてしまった以上､こちら側には山を越えないと人は住んでいない｡
けれど今日はもう暗くなってしまったので､朝になってから皆で下山する事に｡
蘭姉と園子とコナン君で夕食の手伝いをしていると､綾子さんから声を掛けられた｡

綾子「ごめんね､蘭ちゃん､春菜ちゃん｡手伝わしちゃって…」

春菜「いえ!」

蘭「家でいつもやってますから…」

綾子「全く､とんだ同窓会になっちゃったわね…皆もギスギスしちゃって…」

園子「元はと言えば､姉キがあんな話するからよ｡」

あぁ､何だっけ､敦子?って人に何かあったとかって話だったかな｡
空気が悪くなっちゃったから､覚えてる｡

コナン「それって､敦子さんの事?ほら､2年前に何かあったって言う…」

春菜「ちょっとコナン君!?」

君は子供だから分からないと思うけど､こういうデリケートな問題に首を突っ込むのは…｡
……私も気にならないと言ったら嘘になるけど!

綾子………自 殺したのよ敦子…2年前に…」

春菜･コナン『じ､自 殺…』

綾子「彼女も映研の仲間だったんだけど､突然部室で首を吊って…｡それ以来､皆会わなくなっちゃったのよ｡あんなに仲がよかったのに…」

…確かに､昼間は凄く仲がよさそうにしてた｡

綾子「でね､今回久しぶりに皆で集まろうって､私が皆に声を掛けたって訳…だから､もうその事は聞かないでね､コナン君…｡」

コナン「う､うん｡」

……だから敦子さんの話が出た途端にあんなに空気が悪くなっちゃったんだ｡



盛り付けも終わって､部屋にいた人達が下りてくる｡…あれ?知佳子さんがいない｡

角谷「あれ､知佳子は?」

綾子「疲れたから先に休むって…」

あぁ､そうだよね｡橋が落とされちゃったし山を越えないと帰れないし｡
仕方ないかな｡

綾子「高橋君､ご飯できたわよー!」

高橋「あ､うん｡」

綾子「どう?屋根なおった?」

高橋「うん､だいたいね…」

吹き抜けになっている2階のベランダから､高橋さんが入ってきた｡
レインコートがずぶ濡れになっているから､外は土砂降りなのかもしれない｡

角谷「はーい､3人とも笑ってー!」

えっ､あっ!
角谷さんのビデオカメラに写っている事に気付いて､慌てて笑顔を浮かべる｡
園子が蘭姉にひっついているので､反対から私もひっつく｡
あ､いい匂い……ハッ!いけないいけない｡

高橋「だ､誰だお前は!?」

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ラッキーめいげん[現在､全31言]

静香「アホ！命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは､みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」

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