【名探偵コナン】蘭の妹はチートな人見知りです

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中はかなり広くて､誰もいなかった｡

春菜「あれ､まだ来てないの?その素敵な男性って人達…」

まぁ､来てないなら来てないでいいんだけど…｡

園子「何言ってんのよ!姉キの友人達はもうとっくに着いて､それぞれの部屋でくつろいでるわよ｡」

蘭「あ､そうなんだ…」

園子「太ったのやらノッポやらいるけど､中にカッコいいのが1人まじってるんだこれが!」

春菜「ふーん…」

カッコいいって言われても､初対面で簡単に仲良くなれる程コミュニケーション能力は高くないよ…｡
あ､そうだ｡せっかくだし聞いてみようかな｡

蘭「あ､そう言えば…その人達の中に､顔に包帯を巻いた人なんている?」

先を越された…｡(´･ω･`)

園子「包帯…?いないわよ｡今日来てる人の中に怪我人なんて…」

蘭「で､でもさっき…」

春菜「…なら､この辺りに住んでる人なんじゃないかなぁ?」

何にしても､ちょっと安心した｡あの人､怖いから…｡

園子「ほら､変な事言ってないで荷物置いてきなよ!3人の部屋は2階よ!」

蘭「はーい…」



立派な階段を登って2階に上がると､廊下と4つの扉が見えた｡

蘭「ちょっと…」

春菜「部屋､結構あるね…｡」

蘭「どこなのよー､私達の部屋…」

ｶﾞﾁｬｯ
一番手前にあった扉を開く蘭姉｡でも中には人がいた様で､蘭姉が謝った｡

蘭「ご､ごめんなさい､間違えましたー!」

春菜「もう､蘭姉はドジだなぁ…」

私はその反対側の扉を開ける｡……しかし､そこには着替え中の男性がいた｡

春菜「わっ!?す､すみません!」

即座に扉を閉める｡うわー､恥ずかしい……｡

蘭「春菜だって人の事を言えないじゃない…｡」

春菜「う…」

そして､ようやく目的の部屋を見つけた｡ふと見ると､コナン君が呆れた目をしていた｡うん､ごめんね｡
ノックって大事だよね…｡



荷物も置き､自己紹介も兼ねて1階の広間に集まった私達｡

蘭「へぇー!皆さん､同じサークルだったんですか｡」

園子「そうよ｡みんな姉キの大学時代の映研仲間!特に仲のよかったこの5人が､2年ぶりに集まったって訳!」

そして､園子は皆さんを紹介してくれた｡
髪が長い男性が､主に主役をしていた大田さん｡
ビデオを撮っている背の高い男性が､カメラマンを担当していた角谷さん｡
眼鏡を掛けている少し太った男性が､大道具の高橋さん｡
……｡

蘭,春菜『さっきは皆さん､失礼しました!』

「「「いえいえ…」」」

蘭姉も私も､よりによって着替え中に扉を開けてしまうとは…!
本当に申し訳ない…｡

　・→←9話・山中の別荘と包帯の男

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーめいげん[現在､全31言]

静香「アホ！命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは､みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」

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