【名探偵コナン】蘭の妹はチートな人見知りです

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だんだん周囲に車がなくなっていって､コンテナの様な物が増えていった｡そして､ブレーキ音と共に栞さんは車を止めた｡
私も栞さんも即座に車を出て､雅美さんを探した｡勿論､応急手当セットは持って｡



春菜「…!?」

船の汽笛に混じって､何かの発砲音が聞こえた｡すぐに栞さんとそこに向かう｡そして……ようやく見つけた｡

蘭「ま､雅美さん!」

反対側から､コナン君と蘭姉が走ってくるのが見える｡2人とも何でここにいるのかと顔が訴えていた｡
…あ､これは後でお説教かな?
なんて呑気な事を考えていると､雅美さんが倒れた｡よく見ると､近くに拳銃っぽいものが落ちている｡
みんなが雅美さんに駆け寄った｡服から血が滲んでて､苦痛に顔を歪めている｡

私は何かを考えるよりも先に応急手当セットを開いた｡幸い､中に止血出来る物があったから使わせてもらう｡

春菜「とにかく､止血､止血をしないと…｡」

若干怖く思いつつも応急手当をする私と蘭姉､青ざめた顔で携帯を取り出して110番に掛けている栞さん｡コナン君も手当てを手伝ってくれて､ひとまず止血は出来たと思う｡
救急車が来て､雅美さんが運ばれていったのを見た後の事は､全く覚えていない｡
気付いたら事情聴取が終わって､さぁ帰ろうってなってた。

春菜「ねぇ､蘭姉…雅美さん､助かるかな?」

蘭「……きっと大丈夫よ｡」

春菜「…うん｡」



その後､雅美さんは一命を取り留めたらしい｡
と言うのも､どうやら雅美さんは10億円強盗犯で犯罪者だったらしく､面会を許してくれなかったのだ｡
ちょっと会うくらい許してくれてもいいのにね｡
そう言えばその話をした時､コナン君の姿が見えなかったなぁ｡どこに行ってたんだか｡

春菜「何にしても､これで一件落着か｡」

何だか､私自身が役に立てた気がして､嬉しかった｡

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ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーめいげん[現在､全31言]

静香「アホ！命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは､みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」

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