【名探偵コナン】蘭の妹はチートな人見知りです

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蘭「あ…あーっ！」

春菜「え?何…あっ！」

小五郎,コナン『え?』

蘭姉の視線を辿ると､そこにはあの写真の人物…雅美さんのお父さんがいた｡

春菜「蘭姉の言った通りだ…凄い!」

何か横でお父さんとコナン君がありえない…とでも言いたそうな顔をしてるけど｡

蘭「じゃあ私､ちょっと呼んでくる！」

小五郎「ま､待て!相手は失踪中…驚いて逃げられたら厄介だ｡尾けるんだよ…彼の家までな…」

なるほど…これが尾行ってヤツなのか｡ちょっとだけわくわくしてきた…ちょっとだけね?



〜毛利探偵事務所〜

雅美「ありがとうございました､探偵さん！父を見つけて頂いて！」

大きく息切れしながらも笑顔の雅美さん｡

小五郎「しかし､来るのが早いですなー｡ついさっき教えたばかりなのに…」

雅美「嬉しくて飛んできたんです！それで､父は今どこに!?」

小五郎「練馬区の安アパートに…」

雅美「そっか!やっぱりまだ東京にいたんだ！」

お父さんの話に嬉しそうにする雅美さんを見てると､こっちまで嬉しくなるなぁ…｡

コナン「あれ?」

春菜「どうしたの?コナン君｡」

コナン「あのおねーさん､前と感じが変わってない?服装が大人っぽくなってるし､それに今日は化粧もしてるみたいだし…」

春菜「…言われてみれば､確かに?」

蘭「きっと､お父さんに会えるからおめかししてるのよ!」

……でも､急いできたなら少し変になってるんじゃ?………まぁ､いいか｡




ﾄﾞｻｯ

雅美「ずっと…ずっと探してたのよ…お父さん！」

ゴミ袋を落とし､驚く雅美さんのお父さん｡…?なんか､驚きすぎな気がする｡娘が探しに来るのが分からなかったのかな?

雅美「お父さーん！」

自分のお父さんに泣きつく雅美さん｡その姿に､さっきの疑問はどこかへ吹っ飛んでいた｡



雅美「いろいろお世話になりました｡」

小五郎「広田さん､こんなにかわいい娘さんを悲しませちゃいけませんよ…」

雅美「たっぷり言い訳してもらうからね､お父さん！」

歩いて行く広田さん親子｡これで一件落着かな?









……その日の晩､広田さんが首を釣られて亡くなり､その遺体に猫が鳴いていたなんて｡

私達は知らなかった｡

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ラッキーめいげん[現在､全31言]

静香「アホ！命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは､みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」

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