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……。
小五郎「追い詰められた愛情が、絶望よ憎しみに変わり、おそらく…」
…あ、これ以上は…。
ヨーコ「でも、彼は私を振ったんですよ!なのにどうして…」
山岸「ち、違うんだヨーコ…実は、オレが彼に頼んで別れて貰ったんだよ…」
ヨーコ「そ…そんな…そんな事って……」
涙ぐむヨーコさん。…これ以上ここにいると、私も泣きそう。そう思った私は、蘭姉に一言声を掛けて部屋を出た。
春菜「…はぁー…」
結局、私は何も出来なかった。…お父さんに、新一に、頼りっぱなし。まぁ、事件なんだから仕方ないのかもしれないけど…。
〜3日後〜
コナン君と買い物に行った帰り、電子モニターでヨーコさんを見掛けた。
春菜「あ、コナン君見て!ヨーコさんだよ。」
笑っているヨーコさんは、あんな事件があったなんて感じさせない。あぁ…。
春菜「強いなぁ…」
コナン「え?」
春菜「あ、いや…ヨーコさん、あんな事があったのに平気そうな顔してるから…私には出来ないなぁって。私だったらきっと、嫌な事ばっかり考えちゃうから…。」
コナン「…そうなんだ。」
〜毛利探偵事務所〜
翌日私がバイトを終えて帰ってくると、嬉しそうな蘭姉が出迎えてくれた。
春菜「どうしたの蘭姉、ずいぶん嬉しそうだね!」
蘭「春菜!ちょうどよかった、さっき新一から連絡があったのよ!」
春菜「えっ」
蘭「なんか厄介な事件を頼まれたんだって。そうならそうと早く言ってくれればいいのにね?」
春菜「そうだね…でもよかった、何事もなくて…」
そうだ、栞さんにも連絡しないと。結構迷惑掛けちゃったし…。
その夜、私は栞さんに電話を掛けた。
栞「…もしもし。春菜ちゃん?どうしたの、こんな時間に。」
春菜「すみません…実は、新一から連絡があったんです!厄介な事件を頼まれたらしくてしばらく帰れないみたいなんですけど…」
栞「えっ…」
春菜「…栞さん?」
何だか反応がオーバーな様な…。
栞「あ、なんでもないわ。続けて?」
春菜「…はい。それで、栞さんにはかなりご心配をお掛けしたので、もう大丈夫だと連絡したくて…それだけです。夜遅くにすみませんでした。」
栞「いや、大丈夫よ。連絡があってよかったわね。じゃあ眠いからこれで…お休み」
電話はそこで切れた。肩の荷が下りた感じで、すっきりした。私も眠くなってきたし、もう寝よう。
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あずきいろ
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ラッキーめいげん[現在、全31言]
静香「アホ!命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは、みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」
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星咲夜空(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。頑張りますね! (2018年10月28日 20時) (レス) id: b950053151 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きです漫画とアニメと映画見るくらい大好きです更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2018年10月12日 15時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
星咲夜空(プロフ) - 美羽さん» 返信が遅れて申し訳ありません。コメントありがとうございます!時間は掛かりますが、映画沿いも書かせて頂きますね! (2018年10月9日 17時) (レス) id: b950053151 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - この小説とても面白いです!私は映画沿いを書いてほしいです (2018年9月28日 19時) (レス) id: 692816deb8 (このIDを非表示/違反報告)
星咲夜空(プロフ) - きなこもちさん» こんにちは!コメントありがとうございます!頑張ります! (2018年6月2日 17時) (レス) id: b950053151 (このIDを非表示/違反報告)
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