【名探偵コナン】蘭の妹はチートな人見知りです

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新一「コナン・ドイルだけじゃない…オレん家には､世界中の推理小説が揃ってるぜ！どーだ､蘭も読んでみるか？春菜はたまに来るよな｡」

春菜「うん､その度に何冊か借りてるもんね｡いつもありがとう｡」

それでも読み尽くせてないんだから､あそこの本の数はおかしい｡うん｡
ちなみに､私はまだホームズは読んでない｡小さい頃読もうとして､難しくて諦めたっきり｡

蘭「私はいいわよ､新一の推理オタクがうつっちゃうから｡」

春菜「私は？」

蘭「春菜はまだセーフ！」

新一「オレはアウトなのかよ…」

春菜「アハハ…にしても､ホントに気をつけてよ？いい気になって事件に首つっこんでたら､いつか危ない目にあうから！」

新一「大丈夫だって！」

蘭「……春菜が危ない目にあったら､許さないからね？」(コソッ

新一「お､おう…」

春菜「？」

よく聞こえなかった｡まぁ蘭姉の事だし､私が危ない目にあわない様に…とかなんだろうな｡
蘭姉は過保護だからなぁ…人の事言えないけど｡

蘭「でも､なんで探偵なのよ？そんなに推理小説が好きなら､小説家になればいいのに…」

新一「オレは探偵を書きたいんじゃない…なりたいんだ！平成のシャーロック・ホームズにな！」

ここまで来ると､正直呆れちゃうのよね…｡一度やったらやめられないとか言うけど､私にはムリだな…
そんな事を考えているうちに､分かれ道についたみたい｡

新一「じゃあな！」

蘭「あ､ちょっとー…明日の約束､忘れてないでしょうね？」

新一「約束…？」

蘭「言ったじゃないの！？私が都大会で優勝したら､遊園地に連れてってくれるって！」

うわ…蘭姉が何発も蹴りを入れ続けてて､新一はそれをよけ続けてる｡最終的に郵便ポストの上に飛び乗って逃げたけど｡

新一「あれー､何の事？」

蘭「もお､いいわよ！春菜と二人だけで行くから｡」

蘭姉と､遊園地……

春菜「それいいね！蘭姉と行った方が楽しいし！」

新一「ジョーダンだよ､ジョーダン！怒るなよ；；」

言っていい冗談じゃなかったからね､仕方ないね｡

新一「ちゃんと覚えてるよ！明日の10時､トロピカルランド！」
(忘れるわけねーだろ；；)

蘭「全部新一のおごりっていうのも､忘れないでね」

新一「ゲッ…そうだっけ？」

そうだよ｡やりすぎじゃないかって言ったけど､なんかすごくいい笑顔で丸め込まれた｡(´・∀・`)

春菜「…何だかんだ言っても楽しみだなぁ､明日！」

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静香「アホ！命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは､みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」

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