【名探偵コナン】蘭の妹はチートな人見知りです

4話・煙突とあの子の行方 ページ15

晶子《パパァ､助けて〜っ!!!》

旦那様「あ､晶子…」

《クックック…オレは気がみじけーんだ…さっさと3億円用意しないと､ガキはぶっ殺すぜ…》

……これ､ヤバイよね?よく考えなくてもヤバイよね｡

旦那様「や､やめてくれ;; 金はなんとかする…だから晶子の命だけは…」

小五郎「ご主人､もっと話を延ばして犯人の居場所を聞き出して…」(ボソッ

旦那様「い､居場所…?」

依頼人さんがそう聞き返した｡それは､当然相手にも聞こえる訳で…｡

《!? 誰だ!?そこにいるのは!?まさかサツじゃねーだろうな!?》

ここからでもよく聞こえる大声が聞こえた｡ま､まずい…｡

《ヘタなマネしやがると…》

晶子《パ､パパー､私がいるのは､学校の倉庫よ！》

《な!?》

晶子《窓から大きな煙突の見える､どこかの学…バシッ きゃ！》

旦那様「あ､晶子…」

《チッ､また後で連絡する！早く金を用意するんだぞ！》
ピッ

旦那様「晶子ぉーーーっ!!!」

…ど､どうしよう｡大きな煙突…といえば工場か銭湯?この近くでその条件に当てはまるのは…えーっと､あそことあそこと…｡


小五郎「しかし､それだけではどこの学校か特定できん…遠くに逃げている可能性もあるし…」

そ､そうか…移動してる可能性もあるのか｡でも､早くしないとあの子が犯人に何かされちゃうかもしれないし……｡しらみつぶしに探す?でも､もし見つからなかったら…お父さんにこの事を言う?でも､もし違ったら…｡

春菜「どうしよう…って､え?コ､コナン君!?」

ふと後ろを見ると､コナン君が犬に乗って駆け出していた｡思わず大声がでちゃったよ｡…犬に乗れるなんてコナン君は軽いんだなぁ…｡
……いや違うよ｡そんなに急いで何をしに…まさか?

小五郎「あんなガキ､ほっとけ！」

春菜「でも…」

もし､私の予想が当たっていたら?…犯人に､鉢合わせたら?…怖い｡こわい｡でも…コナン君を､一人にしたくない…今から行って､追いつけるかは分からないけどね!

春菜「……ごめんなさいお父さん｡私､ちょっとコナン君探してくる!」

コナン君…一体何をする気なの?………一体､どこに行ったの?






春菜「ハァ…ハァ…ハァ…」

ちょっと待ってね､今考え事する余裕もないから｡………ふぅー｡さて｡

春菜「ホントにどこ行ったのよあの子は!」



――――――――――

ちょっと東京に行かなくてはならないので､3日ほど更新できません｡
帰ってきたらその分頑張りますので､のんびりお待ち下さい｡ o(_ _)o

帰還しました!

5/20 タイトル変えました!

　・→←幕間・お知らせと感謝とリク

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーめいげん[現在､全31言]

静香「アホ！命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは､みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す