【名探偵コナン】蘭の妹はチートな人見知りです

5話・依頼人は人気アイドル ページ20

〜とあるファミレス〜

コナン君がうちに来てから今日で3日目｡あの後家に帰ってすぐ土下座しようとしたけど､それよりも前に正座をさせられ､じっくりお説教を食らった春菜です｡足が痛かった｡

？「春菜ちゃんからなんて珍しいね……それで､相談っていうのは?」

春菜「あ､はい｡」

今､私の目の前にいるのは私のバイトの先輩にして友人､如月 栞さん｡前にある事で助けてもらってから､時々プライベートでも会っている｡

春菜「あの…実は､新一と連絡がとれなくなって…姉が昨日､新一の隣人に相談にいったそうなんですが､そのうち帰ってくるだろうと言われたそうで…私､どうしたらいいか…」

話していると胸にモヤモヤした何かが溜まっていく様な感覚がして､息苦しい｡

栞「うーん……その新一君と最後に会ったのは?」

春菜「えっと､3日前のトロピカルランドで別れたっきりです｡」

栞「えっ､何､デート?青春ねー♪」

春菜「違います｡姉と三人でしたし､事件に巻き込まれて散々でしたよ｡あれをデートとは言いません｡」

全く､今は真剣な話をしてるってのにこの人は……まぁ､私の不安を和らげようとしてくれたのかもしれないけど｡

栞(…ん?3日前…トロピカルランド…事件…?……アッ)

春菜「………そう言えば､新一が妙に気にしてた人達がいました｡黒ずくめの服を着た二人組の男の人で…」

そこまで言った時､突然栞さんに両肩を掴まれた｡ちょっと痛い｡

栞「いい?春菜ちゃん…その二人の事は忘れた方がいいわ………黒ずくめの男なんていかにもな不審者の事､むやみに話したら危ないかもしれないわ｡」

いつもと違う真剣な顔に､私は頷くしか出来なかった｡何だか､違う人みたいで……｡
私が頷くと､栞さんはホッとした様に手を離してくれた｡今のはなんだったんだろう…｡

春菜「あの………それで､新一の事なんですが｡」

栞「ん?ああ……んー｡もう少し様子を見てみましょう｡1週間を過ぎても音沙汰ない様なら､また教えて｡その時は､私の情報収集力をみせてあげるわ!」

春菜「は､はい……ありがとうございます｡」

情報収集力って……まぁ､私にパソコンの事を教えてくれた栞さんなら出来そうな気もするけどね｡

栞「お礼なら､今度ショッピングにでも付き合って!」

ニコッと笑う栞さんに､私も笑い返しながら頷いた｡

栞(全く…だから遊園地であの格好は目立つって言ったのよ｡にしても､私の予想が的中したら……)

栞さんの隠し事に気付かずに…｡

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ラッキーめいげん[現在､全31言]

静香「アホ！命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物や!それを絶つアホは､みんな人殺しと同じやねんで!なんぼそれが自分の物でもな!」

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