Firstlove K.Fuma

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貴「え…？」

風「いや、なんか昨日は俺に彼女のこと聞いてきたじゃん？
そう言う松島はどうなんかなぁ、と思って」


貴「あぁ、彼氏はいません。というか、生まれて一度も人を好きになったことがなかったので」

風「へぇ〜、それって結構すごくね？」

貴「…で、でも、

最近、好きな人ができました」



これで先生が少しでも気づいてくれれば…


風「…

ふぅ〜ん。そっか。」



なんて


私的には、『え？！マジ？！ヤバッ！』とか言うのかと思ってた





でも、それどころか


貴「あ、あの……


先生、怒ってません？」

風「…なんで？俺が怒る理由ない」


いや、確実に怒ってる…


貴「あの、私、何か気にさわるようなこと言いましt」
風「着いたよ。」


おかしい…
さっきまではあんなに笑顔だったのに




貴「あ、ありがとう、ございました…」


先生の車を見送りながら、何が原因なのか思い返してみたけど

貴「まったくわからないよ…」




〜翌日 学校〜

今日は理科はなく、菊池先生に会えないまま放課後をむかえた

放課後に昨日の原因を聞こう

そう思っていた

しかし、





健「あ、松島さん

風磨が、もう放課後に勉強会しなくても大丈夫だろうからって言ってたよ」









頭が真っ白になった




どうして？




まだわからないところはたくさんある









昨日のこと？

でも原因がわからないと何もできない…




私だけ時が止まったみたいだった


ｶﾁｯ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


私の中で

スイッチがOFFになったような音がした

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