【神童/霧野/狩屋/剣城】俺たちじゃダメですか？【03】

85話 ページ20

霧野「…それじゃあ俺晩飯の買い出しいってくるから留守番よろしく!!」ということを言われて私は今霧野家に見方はおらず一人になってしまいました。


瑞希「……ちょっとそこのクソババア!!」出たよこの可愛くない子…。見た目ほぼ霧野だし・・・。


一輝「…瑞希あんまり人を困らせるなよ。」と後ろから一輝君がきて呆れた顔で呟く少年…むちゃくちゃ大人だな…なんか私よりもずっと大人・・・ほんとうに5歳児か？


あ「……何でお姉ちゃんの事嫌いなのかな？」私しつこいよ!!なんかどんどん嫌われそうだけど・・・なんで嫌われてるかわかんないし・・・聞く!!


瑞希「…はア!!!嫌いだから嫌いなんだよ!!!わかってんのか!!!」やっぱり怖いよーー!!水鳥より怖い!!


あ「でも…お姉ちゃん・・・あたしは瑞希ちゃんと仲良くなりたいんだよ。ねっ？」


瑞希「嫌!!!瑞希は蘭ちゃんだけでいいの!!他の人なんて嘘つきだもん!!」


……えっ。


嘘つき…？


一輝「…俺達のお母さんとお父さん共働きだから。寂しいんだ・・・俺は別に一人が好きだけど…瑞希は寂しいんだよ。この前も約束破られたって泣いてたから・・・。」と心配そうな顔をする一輝君が私に説明する。


あ「……ありがとう。一輝君いい子だね。」と微笑んで返す。この歳で一人が好きだなんて・・・たぶん嘘・・・子の双子はやっぱり素直じゃないんだ。性格が違っても・・・。

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