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俺は、初めてあの人を見た時驚いた。
綺麗な顔立ち、透き通った様な髪にビー玉みたいに綺麗な瞳。
絵本から出てきたお姫様かと思った。
一目惚れってやつだと思う。
サッカー部を見学すると聞いた時は入ってくれないかな…なんて考えて、入ることがわかった時はすごく嬉しかった。
でも、俺の手は取らない。
曲がり角で2回ぶつかったけど1回目俺が手を差し出した時手を取らなかった。
でも、2回目の時剣城くんに手を差し出された時手を取った。
あぁ、そうなんだって思った。
マサキ「仲良いんだね」
京介「そうでもねぇーよ」
マサキ「じゃあ、狙おっかなー」
京介「はぁ！？」
マサキ「だって、ただの幼馴染なんだろ？」
これは、意地悪な質問だったと思う。
分かりきっている話だった。
剣城くんが先輩を好きな事なんて。
それでも、この気持ちを止めれるほど俺はまだ大人じゃなかった。
勝ち目が無さそうな試合だ。
それに、ライバルも多い。
でも、やらないで後悔するよりやって後悔する方がよっぽど良い。
『狩屋くん』
俺の目の前にいきなり考えていた相手の顔が覗き込んで来てビックリした。
マサキ「わっ！！なんだ、先輩か。」
『どうしたの、ぼーっとして？』
マサキ「いや…ちょっとだけ疲れちゃいました…かね。」
『そうだよね！！ハードだよね、あの練習！！』
分かる、分かるなんて呟きながら先輩は首を縦に振っていた。
『あっそうだ。疲れた時は糖分取ると良いってなんか聞いたことあるから…はいこれ。』
マサキ「…飴？」
『うん！！…あっでも、ご飯前だから要らなかったかな！！あとで！！後で食べてね。あっ輝くんにもあげる。』
輝「わっいいんですか！！ありがとうございます。」
へへっと笑う先輩に釣られて俺も笑った。
誰にでも、優しいんだよなぁ。
葵「Aさーん！！お料理運ぶの手伝って欲しいです。」
『わかったー！！じゃあね』
肩をポンッとされ、先輩は走って空野さんの方へ走って行った。
マサキ「…なんだよ」
輝「狩屋くん？」
俺にも…触れるんじゃん。
口元が緩むのを隣にいる輝くんにバレないように必死に我慢した。
ラッキーアイテム
革ベルト
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霧神屋なこ☆ミ - 10年前ぐらいの作品かと思ってたら最近！！作品凄く面白いです！更新待ってます(^O^)／ (2023年4月26日 16時) (
レス) @page32 id: b8c3ae0160 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます!!頑張って書いていきます!! (2012年6月12日 17時) (レス) id: 96fdeeda53 (このIDを非表示/違反報告)
玖影(プロフ) - 蝶華さん» やり方分かったよーwwもう登録したよ☆ (2012年5月17日 22時) (レス) id: 22fdcd97f3 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - 玖影さん» あははっ私もそこんとこよく理解してなかったりｗｗ← (2012年5月17日 18時) (レス) id: 96fdeeda53 (このIDを非表示/違反報告)
玖影(プロフ) - わぁいw←希望してみたものの、友希ってこう言えば、友達になるのか、ならないのか知らないおバカ←ごめんm(__)m (2012年5月6日 21時) (レス) id: 22fdcd97f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶華 | 作成日時：2012年1月22日 22時
