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『きゃぁぁぁ!!!!!』
Aは思わずおぶっていた霧野を落としてしまった。
霧野「いってぇ!!おぃ、怪我人は大事にしろよ。」
『...あっごめん、つい』
顔を逸らして呟く。仕方ないだってびっくりしてしまったのだから。
『てか、ここ霧野くんの家!!』
いつの間に着いてたんだろうなんて思いながらもこれでやり遂げたなんて思いながらAは笑いながら自分の家の方向へと後ずさる。
『...じゃあ、私はこれで!!ほんと殴ってごめん!!』
Aは霧野たちに背中を向けて走っていった。
霧野「おーまた明日なー」
神童「...じゃあ、俺も帰るよ。」
霧野「なぁ、神童!!」
神童「ん、どうかしたのか?」
霧野「...いや、なんでもない。じゃあまた明日な。」
夜空のこと好きなのかなんて聞けるわけがないか。
霧野は自分の家の玄関に手を掛ける。そして、ふと思い出す。あの感触を、Aの唇の感触。
霧野「あーまじか...あれは色々と不味いよな。俺...事故とはいえ、夜空にキスしちまったのか。明日、どうしよ」
霧野の頭の中はAのことでいっぱいだった。霧野は彼女が教室に入った時から気になっていた。最初は単純に綺麗だと思った。でも、男嫌いぽいし、余り笑わないから苦手なタイプだと思った。
霧野「あんな風に笑うのは反則だろ。」
霧野はその場にしゃがみこみ自分の顔が赤いことを確信し、そしてもうひとつ夜空Aに惚れてしまったことも確信してしまった。
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蝶華(プロフ) - 風丸&佐久間LOVE♪さん» わぁ、ありがとうございます。頑張って更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。 (2018年9月23日 23時) (レス) id: 20a0ebffbc (このIDを非表示/違反報告)
風丸&佐久間LOVE♪(プロフ) - すごく面白いです!毎回楽しみにしています!これからも頑張ってください (2018年9月19日 13時) (レス) id: 65424af2aa (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます。頑張って書いてるのでこれからもよろしくお願いします。 (2018年9月18日 5時) (レス) id: 20a0ebffbc (このIDを非表示/違反報告)
結衣 - すごく面白いじゃないか~!(ノ-_-)ノ~┻━┻ (2018年9月13日 17時) (レス) id: a3f14ad183 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - しゃむ月さん» 本当ですか!!そんなこと言ってもらえると嬉しいです (2012年11月3日 19時) (レス) id: ea405326ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝶華 | 作成日時:2011年12月24日 19時