【神童/霧野/狩屋/剣城】俺たちじゃダメですか？【イナＧＯ】

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『一雨来そうですね...。』

秋｢あらっほんとね。洗濯物取り込まなくっちゃ｣

『お手伝いしますよ？』

秋｢ううん。すぐだからいいよ。お茶とお菓子みんなに持って行ってあげて｣

『はい、分かりました。』

キッチンから出て、Aは天馬の部屋である方向へと足を運んだ。


天馬の部屋に近付くとギャーギャーと騒ぐ声が聞こえる。


『ちょっと何騒いでるのー？近所迷惑...』

扉を開けると天馬を中心に何かノートを見て騒いでいた。

天馬｢あっ、A先輩！！先輩はどう思います？｣

『...何が？』

天馬｢新しい必殺技の名前ですよ！！｣

『...はぁ？？』

マサキ｢なんでもいいよ、そんなの。｣

蘭丸｢お前、自分に降られるのが嫌だからだろ｣

ケラケラ笑っている霧野にむっとした顔でマサキが対抗している。

マサキ｢うっさいですよ、霧野先輩｣

拓人｢まぁまぁ、二人とも。｣

天馬｢剣城はなんかないの？｣

京介｢俺に振るな、狩屋に振れよ。｣

マサキ｢剣城くん！？｣

ギャーギャー言い合う男の子達を見て少し可笑しかったのかAはクスクスと笑い出す。


『ふふふっ、仲いいね。』

｢｢......。｣｣

その後、みんなが時が止まったかのようにこちらを見て固まっているので首を傾げた。

『えっなに？？なんか違った』

神童｢いや、その｣

霧野｢なんていうか...な、狩屋｣

マサキ｢いや、俺に振られても｣

目をそらす相手に何かやばい事でも言ってしまたのかと思い首を傾げていると天馬がキラキラした瞳でAの前まで来た。

天馬｢A先輩って綺麗ですよね！！｣

『えっ？』

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