六話 剣術 ページ8
大体の家事を終わらせ、それを伝えにカナエさんとしのぶさんの居る庭へいくと、しのぶさんが居た。
つい、癖で壁に隠れてしまった。
よく見てみると、しのぶさんの手には木刀が握られていた。
...しのぶさん剣術の練習かなぁ?
「...どうして...。どうして私には力がないの...?」
ふと、そんなことをしのぶさんが呟いた。
?......どういう意味だろう?
「何で、私は身長が伸びないの?体格がよくないの?腕力がないの?
どうして...?」
涙声。とても悲しそうな声。辛いのに。耐えることしか出来ないときに堪えたときに出る声。
しのぶさん...
きっとあなたは、
辛いんでしょう...
悲しいんでしょう...
わかります。
私も...私にも、似たような感情がまだ胸の奥底に眠っています。
そう思いながら、隠れていた壁に寄りかかった。
そう、もう忘れたりしない。
あの記憶。
すると、いつかに聞いた言葉が脳裏をよぎった。
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七星 麗華 (ななぼし れいか) - 面白いです! (2023年3月25日 10時) (レス) @page26 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - 抹茶らてさん» 続き、楽しみです!更新頑張って下さい!!応援してます! (2022年11月14日 6時) (レス) @page25 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて(プロフ) - 廣岡唯さん» わあああっ!ありがとうございます。中々更新できずに居て申し訳ございません。少しずつですが更新していくので楽しみにしていてください(´˘`*) (2022年11月3日 16時) (レス) id: 8115b197e5 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (2022年11月3日 11時) (レス) @page23 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぞれ x他1人 | 作成日時:2020年12月19日 8時