十七話 最終選別 伍 ページ20
藤の花のカーテンを横切るとすぐに
おかえりなさいませ。
という声が聞こえた
淡々と顔色ひとつ変えずにそう言う少女たちが目の前にいた。
私の他に、五人ほどボロボロになった人たちがいた。
比較的、私はきれいな方でもらった羽織はほぼ汚れていない。
その五人のなかに、あの夕日のような目の色をした彼がいた。
そんなことを考えていると、少女たちは最終選別が始まる前と変わらず、淡々と
「まずは、隊服を支給させていただきます。」
「体の寸法を測り、そのあと階級を刻ませていただきます。」
階級...
「階級は十段階ございます。」
その十段階の階級は、上から
甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
らしい。
私たちは、まず癸から始まるらしい。
そして、隊服の他に鎹鴉という鴉を渡された。
これで、命令などを聞けるらしい。
なるほど。携帯代わりということか。
すごいな。鬼殺隊。
そして、日輪刀の原料となる玉鋼を選ばされた。
正直どれがいいか悩んだのだけれど、ほぼ直感で選んだ。
今回、一番記憶に残っているのがしのぶさんから渡されたマッチとアルコールなのだがどこで使うのか最初わからなかったが隊服が届いてわかった。
この、寸法を明らかにわざと間違えている隊服を燃やせと。
しのぶさん万全すぎる...
少し青くなりながらとりあえずその通りにした。
私の隊服を渡してきた眼鏡の隠の人が落胆していた。
涙を流して。
他の人にもこんなことやってんのかな？
やべぇやつじゃん。
まぁ、そのあとちゃんとした隊服をもらいました。
にしても、しのぶさんには感謝だ。
あんなの着ようとは思えない。
帰ったらありがとうっていっとこ...
そんなことを思いながら帰路にたった。
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七星 麗華 (ななぼし れいか) - 面白いです！ (2023年3月25日 10時) (
レス) @page26 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - 抹茶らてさん» 続き、楽しみです！更新頑張って下さい！！応援してます！ (2022年11月14日 6時) (レス) @page25 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて(プロフ) - 廣岡唯さん» わあああっ！ありがとうございます。中々更新できずに居て申し訳ございません。少しずつですが更新していくので楽しみにしていてください(´˘`＊) (2022年11月3日 16時) (レス) id: 8115b197e5 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (2022年11月3日 11時) (レス) @page23 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぞれ x他1人 | 作成日時：2020年12月19日 8時
