十五話 最終選別 弐 ページ17
_____皆様
と後ろから声がしたので振り向くと白髪と黒髪のおかっぱの女の子二人がいた。
「今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。」
「この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり外に出ることはできません。」
と黒髪の子が。
「山の麓から中腹にかけて鬼共が嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからでございます。」
と白髪の子がそれぞれ淡々と話していた。
説明が終わり、女の子達は息ぴったりと
いってらっしゃいませ
と言った。
そして私たちは一斉に藤襲山へと走った。
私はまず、七日間生き延びるために鬼の嫌う日の上る東へ向かった。
東へ走っていたそのときだった。
「久々の人間だぁ...」
上からそんな声がした。
私は即座に刀を構え呼吸の準備をした。
花の呼吸...弐ノ型...
御影梅
そうして私はスパッと鬼の首を切った
初めて戦ってみてわかったのは、鬼は単純的な運動能力が高いというとこだ。
あぁ。久々になにかを殺したな。
前世の記憶が少しずつ浮かんでくる。
『...昔の記憶に浸ってる場合じゃないな。』
私は自分の頬をパシりと叩いてまた東に走り始めた...
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七星 麗華 (ななぼし れいか) - 面白いです! (2023年3月25日 10時) (レス) @page26 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - 抹茶らてさん» 続き、楽しみです!更新頑張って下さい!!応援してます! (2022年11月14日 6時) (レス) @page25 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて(プロフ) - 廣岡唯さん» わあああっ!ありがとうございます。中々更新できずに居て申し訳ございません。少しずつですが更新していくので楽しみにしていてください(´˘`*) (2022年11月3日 16時) (レス) id: 8115b197e5 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (2022年11月3日 11時) (レス) @page23 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぞれ x他1人 | 作成日時:2020年12月19日 8時