92話 ページ50
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Kn「ちゃんと二人で話しなよ。誤解とかないようにさ。Broooockの気持ちちゃんと伝えな？あと……みんなに嫉妬するって言ってたけど、おかしいよそれ」
Br「ごめん、僕みんなのこと……」
Kn「あー！違う違う！嫉妬する必要ないってこと！」
Br「へ？」
キョトンとする僕に、二人は励ますように肩や背中を叩いた。ちょっと痛い。
Kr「お前気づいてないのか？Broooockといる時のAすっげぇ嬉しそうだぞ」
Br「えっ！？ウソ…？」
Kr「嘘じゃないって、いやまぁ顔に出ないけど雰囲気が違うよな」
Kn「うん、なんかほわほわしてる。たぶんBroooockのそばにいるのが一番リラックスできてんでしょ。そういえば、AってBroooockが帰ってきた時だけおかえりーって出迎えにいってない？」
Kr「あぁいってんな。アレお前がそうしてって言ったの？」
Br「え、言ってない。…へ？えっ？？」
Kr「じゃあAが自分からやってることか」
Kn「へ〜じゃあBroooockだけの特別待遇だ。やったじゃん」
Kr「よかったな、Broooock」
Br「……」
そうだったんだ。知らなかった。
みんなから見たら、僕たちはそう見えていたんだ。当たり前のように感じていたことは、僕だけの特別だったんだ。
Aちゃんがどういう行動原理で動いてるのかわからないけど、もしかして心の奥底では僕を求めてくれていたのだろか。
彼女の中で、僕はちょっとでもかけがえのない存在になってるのかな…。
Kr「戻ろうぜ、Broooock」
Kn「まずAに謝んないとな」
Br「うん…。二人ともありがとう」
自然に口に出た感謝の言葉に、二人はニカッと笑った。
全部話したおかげか、いつの間にか胸のモヤモヤがなくなっていて体が軽かった。
帰ったらAちゃんとしっかり向き合おう。
そして、僕の気持ちを伝えるんだ。
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中途半端ですが続編いきます。
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作者名：おやすみこ | 作成日時：2022年2月24日 10時
