40話 ページ41
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Side Br
Aちゃんを助けたいと豪語してからというもの、初日から仕事が立て続けに入り、なかなか彼女と触れ合えない。
今日は買い物に連れて行きたかったのに。ちなみにそれをAちゃんに伝え忘れことをきんときに
仕事から帰り、僕を待っててくれてたきんときからAちゃんの報告を受けた。
Kn「Broooock、あの子のことちゃんと見てやんなよ」
Br「え？なに？なんかあったの？」
Kn「Aさん笑ってた」
Br「えっ！？」
Kn「っていっても作り笑いね。ノーカンだよ、ノーカン」
Br「そ、それならいいけどぉ…」
Kn「Aさんいろいろ抱え込んでるみたい。だから、Broooockが力になってやって」
Br「あ、当たり前だよ！最初からそのつもり！」
Kn「ん、頑張れ。なんかあったら頼れよ」
Br「ありがと、きんさん」
自室に戻ると、Aちゃんはまた部屋の隅で丸くなっていた。
彼女の脇には今日買ってきたのであろう服や日用品が入った紙袋が置いてあった。
Br「ただいま、Aちゃん。いい買い物できた？」
『………あの、』
Br「ん？」
『お金、返すから…』
Br「え、別にいいよ？」
『今ないから…集めてくるから、待って』
Br「………、…どうやって？」
『…………』
沈黙。
それが、僕の頭に浮かんだことを肯定した。
君は一体どこまで、自分を
そんな怯えた顔で、よく知りもしないヤツの相手にされるの？なんともないように言ってるけど、本当は嫌なんじゃないの？
無意識にギリ…、と奥歯を噛んでいた。
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作者名：おやすみこ | 作成日時：2021年12月1日 0時
