19話 ページ20
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Side Br
Aちゃんどうするか会議が終わってひと段落着いた。
とりあえず、あの子をここに置いておくことができてよかった。ほんの少しの間だけでも、Aちゃんが他に行かないなら安心だ。
Aちゃんを僕の部屋に戻した後、実はまだ会議は続いていた。
きりやんがいないけど…。頭を冷やすと言って自室に戻ってしまった。
Br「いまさらだけど、勝手に決めちゃってごめんね」
Sm「まぁ俺はここにそんないないし」
Sh「ホントな」
Nk「ここの主のきりやんがいいって言ったから、まぁいいっしょ。がんばれよBroooock」
Br「うん！」
Kn「そういや、Broooockどこで寝るの？」
Br「ここで寝るよ。さすがに一緒に寝れないよ」
Kn「えーじゃあ俺こっちいる時、ソファ使えねぇじゃん」
Br「その時は床で寝るから！」
Nk「もう一緒に寝れば？Broooockまんざらでもないだろ」
Br「いやいやいやいやそれはねぇ〜？」
Sh「顔ニヤけてんぞ」
Br「あれぇ」
Kn「あの子逃げるんじゃないの？」
Br「いや、それは………え、それワンチャンある…？」
Sm「お前自分の部屋の床で寝れば？」
Br「え。え、それはぁ…」
昨夜の出来事、彼女が僕にキスしてきたことを思い出す。
Aちゃんを交えて話し合いする前に、彼らにいろいろ話したけど、そのことだけは伝えてない。
Nk「なに？なんかあんの？よくわかんない顔してんぞ」
Br「や、別になんでもないよ…。ん〜逃げないと思うけど、そうしよかな」
Kn「そうしとけ。まぁなんかあったらきりやんの拳が飛んでくるだろ」
Br「それはマジでやだ」
きりやんの重い拳を想像して渋い顔をする。
けらけら笑う彼らを横目で見てると、ポケットに入れていたスマホが鳴った。
画面に映し出されたメッセージに僕はさらに顔を歪ませた。
Br「うわァ〜！！来いって言われちゃった！！」
Kn「ん？バイト？」
Br「そ〜…行ったら残業確定なんだよねぇ」
Nk「じゃあAさん明日一人じゃん。Broooock出たら誰もいなくね？シャケもきりやんもいないんだろ？」
Sh「いないな」
Sm「Nakamuいてやれば？」
Nk「え？俺？」
Sm「今日ここに泊まってくんだろ？そのまま明日もいれば？」
Br「Nakamu頼んでいい？」
Nk「おー、任せとけ！Broooock帰ってくる頃には、Aさんめっちゃ笑ってるよ！」
Br「だからそれは僕がやるの！」
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作者名：おやすみこ | 作成日時：2021年12月1日 0時
