17話 ページ18
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Br「でもやっぱりよくないよ…」
『……関係ないでしょう』
Br「…っ、でもだめ！ダメダメダメ！」
Broooockさんは机をバンバン叩いて必死に訴え始めてきた。
Br「僕はねえ！君を助けたいの！」
『そんなの求めてません』
Br「そっ……、ぼ、僕が勝手にしたいだけ！」
『…やめてください』
Br「無理。もう決めたから。これ絶対ね」
Kr「おい、Broooock、勝手に話進めんなって」
Nk「きりやん、またそんな…」
『さよなら』
Br「待って！！」
『っ！離して…！』
Kn「ちょ…っ、Broooock、」
Sh「おい落ち着けって」
断固として挫けない意志を見せるBroooockさんに、再びキレそうなきりやんさん。
私はさっさとこの場から去ろうとした。だけど、Broooockさんに強く腕を掴まてしまう。引き剥がそうとしても、彼は力を緩めなかった。
そんな彼をまた
混沌としてくる現状に、パニックになりそうだった。
そんな時、落ち着いた低い声が状況を変えた。
Sm「じゃあさ、期間設ければ？」
「「「「「は？」」」」」
Sm「まぁ俺もよく事情知らないし、Broooockの助けるっていう具体例もわかんないけど、とりあえずここに住まわせていいんじゃね？そんで、期間内にクリアできたら即刻出てってもらう、みたいな？それでBroooockの言う助けたっていうのもクリアできるし、短めにでも期間設けておけば、クリアできなくても絶対出ていくだろ。互いにいいんじゃね？」
Kr「お前、普段ここにいないからってなぁ…」
Sm「でもこのままじゃ
Sh「だからって…」
Br「それやる」
Kr「は？Broooock、おい、」
Br「僕、全力で君のこと助けるから」
『……』
Sh「ホントにここに置く気か？」
Br「少しの間でいいから」
Kr「少しって…」
Br「一か月ならいい？」
Kr「ハァ？はぁー………もう勝手にしろ」
喧嘩が勃発するかと思ったら、スマイルさんの唐突な提案が入って、そこからとんとん拍子に話が進んでしまった。
置き去りにされた私は状況が理解できていなかった。
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作者名：おやすみこ | 作成日時：2021年12月1日 0時
