お泊まり4 ページ33
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2人とも無言で私の部屋の扉の前まで来る。
ガチャ。と自分の部屋の扉を開くといつもより響くような気がする。
私の部屋に千冬君が来るのは2回目
1回目よりドキドキするのは夜のせいなのか。
それとも期待をしているのか。
分からない。少し…少しだけ________
千冬｢_____えっと…、オレ床で寝ようか？｣
｢えっ…｣
千冬｢いや…Aなんか変に構えてるし、ガチガチだなって、オレなんもしねーよ！今日足こんなんだし｣
私に足を指さしながら笑う千冬君はきっと気持ちを読み取ってくれたのだ。
なんだかんだ私は怖いのだ。
未知の経験、それをするかもしれない好奇心。
そしてそれさえも上回る恐怖と不安
(あぁ…彼はこんなにも優しいのに、なんで恐怖なんて感じていたのだろう…)
｢ううん、一緒に寝よう…だめ…？｣
千冬｢っ……ダメじゃない…｣
千冬君は私と共にベットの前まで来た。
｢壁側にいく？｣なんて普段より甘い声で聞かれるから、私には頷くだけで精一杯だった。
(この心臓の音が彼には伝わりませんように。)
私はベットに入った。
いつも寝ている私のベットが違う所に感じてしまう。
千冬｢入るよ｣
彼が私の隣に入る。
その瞬間私と同じ匂いの他に彼の匂いが鼻をかすめる。
｢ねぇ…ちふゆく…んっ｣
千冬｢ん？｣
｢どうしよう…｣
オレは入口側を向いて寝ていた。(緊張でAの顔が見れないからだ。)
呼ばれたため彼女の方へ身体をベットの中で向き直す。
千冬｢っ……｣
彼女の顔は暗闇でも分かるくらい真っ赤になっていた。(ずるっ……)
｢き、緊張が凄くて寝れないのっ…｣
千冬｢…………｣
(あぁ。こんなにも君はオレの事を好きにさせるんだね。)
ゆっくりとAを抱き締めた。
すこしビクッと身体が強ばったのが分かる。
千冬｢______オレの心臓の音きこえる？クッソ緊張してるから｣
｢……ホントだ｣
千冬｢……好きだよ｣
｢…私も…だいすき｣
暗闇でも相手の顔は分かる。
ゆっくりとお互いの顔が近づいて唇が触れた。
(好きは止まらない。)
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茜８９ - やっぱ千冬は何をしてもカッコイイなー！(その反面可愛いし)この作品と千冬とちゅんさんが大好きです！更新頑張ってください！！(ちょいエロ系好きっス←) (2021年7月11日 0時) (
レス) id: 8347574646 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 雪見大福さん» 私も青春したかった… (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 椎さん» 大好きって嬉しいです！これからも頑張りますね！！ (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 郁乃さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - やべ青春だぁ…いいなぁ (2021年6月26日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年6月16日 13時
