この気持ちはどうしたら。 ページ24
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さっきの千冬君の「前の彼女」って言葉が頭から離れない。
2人で映画を見ているけど、私の心はここにあらず。って感じで映画に集中出来ない。
隣に座ってる千冬君の顔もマトモに見れない。
せっかく2人で居るのに本当にヤダ。
千冬「どうかした?」
考え込んでいると千冬君が私の顔を覗き込んできた。
すごく心配そうな顔をしている。
こんな顔をさせたのは私だ。
「_______嫌だったの」
千冬「ん?」
「千冬君の初めてが私じゃない……のが」
千冬「_______え」
たぶん私の顔はすごく情けない顔をしていると思う。
そんな私を千冬君はビックリした顔で見つめている。
「だって…私は千冬君が初めての彼氏だから。さっき千冬君には彼女が居たって知って…その、心狭いって分かってるけど…その…」
千冬「(っう〜〜!!可愛すぎんだろ)」
「きゃっ…」
隣に座る千冬君の腕の中に私はダイブしていた。
彼の腕の中は私の大好きな彼の匂いで溢れていた。
千冬「オレ昔は最低でさ、喧嘩も沢山したし彼女が居れば自慢出来るって思って告白されて付き合ったんだ。
けどさ、好きになれなくてすぐ終わった。
オレがこんなに好きになって、自分から告白したのはAだけ。」
「千冬君…」
千冬「しかもさ_______」
ちゅっ。軽くリップ音がしたと思えば自分の唇に柔らかい感触、そして千冬君の顔面のドアップが現れた。
千冬君にキスをされたと認識するのに時間はかからなかった。
千冬「手を繋ぐのも、キスするのも。これからする色々な事が全部Aが初めてだから」
「っ……」
こんな殺し文句を簡単に私に言う千冬君はずるい。
憂鬱だった気持ちが一気に晴れる。
こんなにも君は私を幸せにするのだ。
(千冬君はずるいな。こんなにも私だけが好きになってる気がする。)
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茜89 - やっぱ千冬は何をしてもカッコイイなー!(その反面可愛いし)この作品と千冬とちゅんさんが大好きです!更新頑張ってください!!(ちょいエロ系好きっス←) (2021年7月11日 0時) (レス) id: 8347574646 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 雪見大福さん» 私も青春したかった… (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 椎さん» 大好きって嬉しいです!これからも頑張りますね!! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 郁乃さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - やべ青春だぁ…いいなぁ (2021年6月26日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2021年6月16日 13時