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松野君を好きになった理由 ページ14

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私が松野君を好きになったのってあの出会いがあったからだよね。

あの日から松野君は私の好きな人になったの。









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春の日
桜は散って新入生の入学式も終わり
私達は晴れて先輩の2年生になった。





ヒナ「A!!同じクラスだよ」


「嬉しい」



大親友のヒナと同じクラスになれるなんて私はなんてラッキーなの。っと心の中でガッツポーズをとった。



ヒナ「今日は入学式だけだったから、午後はお休みだね、どこか行く?」


「ごめん、家に帰らなきゃ駄目だからまた遊ぼう」


ヒナ「分かった。またね!!」



ヒナと別れた。
(今日の晩御飯どうしよう)なんて悩みながら近道の公園を歩いていると " にゃ〜お "と可愛い声がした。



(猫がいる。どこだろう)

キョロキョロと周りを見渡すとベンチの横に小さな黒猫が捨てられていた。





「嘘でしょ」



そっと猫を抱き上げると、少しやせ細った猫が小さく鳴いている。



「まってて、とりあえず貴方のご飯を買ってくる」



1度ダンボールへ子猫を戻して、カラスなどに襲われないようにそっとタオルをダンボールへかける。
猫の姿が外から見えないようにだ。
急いでここから1番近いペットショップへ走った。









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ペットショップから子猫用のミルクを買って戻ると、先程子猫がいたダンボールの前に " 不良 "といわれる風貌の男の子がしゃがみ込んで見ていたのだ。


(虐められていたらどうしよう…)


怖い気持ちを抱きながらその男の子の元に近づく。






(怪我だらけ…)

遠目でそっと見てみると顔も腕も全てが怪我だらけだった。多分喧嘩をしたのだろう。
声をかけてもし因縁つけられたらどうしよう…

そんな不安から声をかけず子猫の様子を見ながら男の子が居なくなるのを待つ事にした。






「お前_____1人なのか」


男の子は優しく子猫に声をかけている。
(優しい声で子猫と喋ってる…)



「そうか‥オレの家くるか?」


"にゃ〜ん"


「分かった、今日から俺の家族だ。」



男の子は優しく子猫を抱き上げ、私が子猫に掛けていたタオルも拾った。



「誰かオマエの事を外敵から守ってくれてたみたいだな。オレの前に優しい人に会えてて良かったな」



その子猫に優しく微笑む貴方を見て(どきっ)と自分の心が高鳴るのが分かった。









" あぁ、 これが きっと一目惚れだ "









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千冬の涙→←東卍の集会にて



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茜89 - やっぱ千冬は何をしてもカッコイイなー!(その反面可愛いし)この作品と千冬とちゅんさんが大好きです!更新頑張ってください!!(ちょいエロ系好きっス←) (2021年7月11日 0時) (レス) id: 8347574646 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 雪見大福さん» 私も青春したかった… (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 椎さん» 大好きって嬉しいです!これからも頑張りますね!! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 郁乃さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - やべ青春だぁ…いいなぁ (2021年6月26日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅん | 作成日時:2021年6月16日 13時

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