次の席は？ ページ6
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｢も、もつらめら………｣
峰田はガクッとソファーにうつ伏せてしまった。
結果はAWinに終わったのだった。
｢飲み過ぎには注意してくださいね、｣
失礼します。と3番テーブルの席を立った。
峰田が潰れた事により女の子3人、お客様3人の席になったからだった。
次の席は、と見渡していると｢お姉さんー！｣と4番テーブルの女の子達の席に呼ばれたのだった。
｢失礼致します。｣
挨拶とともにボブの女の子の横に座った。
｢うっわ、めっちゃ綺麗やわ……｣
｢本当ですわね、何かお肌とか髪とか使っている美容液やトリートメント教えて欲しいですわ｣
｢いえいえ、皆様の方がヒーロー活動しながらその美を保っていらっしゃる。とても美しい女性です｣
｢ま……眩しい……｣
｢お茶子ちゃん大丈夫？ケロ｣
｢梅雨ちゃん同じ女として私自身無くすわー｣
麗日さんは隣に座っている蛙吹さんに抱きつく。
その頭をヨシヨシと撫でる蛙吹さん
｢いえーい！王様ゲームしよう！！！｣
急に芦戸さんが席をたち女子の席で言い出した。
かなり酔っているようだ。
｢｢｢王様だーれだ！！！！｣｣｣
｢あっ！私だー！！！｣
3番が好きな人の名前を告白すること！
なんて意気揚々に話す芦戸さんに｢私3番だー｣なんて落ち込む麗日さん
この席もこんだけ盛り上がってたら大丈夫ね。
私はゆっくりと席を立ち｢失礼します｣と一言伝えて席を離れた。
当たりを見渡すと1番テーブルの女の子を少し振り分けないと行けない。
(何かいい方法ないかな。)なんて考えていると目の前に影が出来た。
｢オイ｣
｢あ、はい｣
目線を上げると今日助けてくれたヒーロー
爆豪さんが立っていた。｢デクが酔っちまって水くれねぇか？｣と話しかけられた。
｢かしこまりました。お席までお持ちしますね｣
｢いや、待つ｣
私が立っていたところの柱にもたれ掛かり待っている。
席と女の子に頼めばいいのに。と思い1番テーブルを見ると女の子が3名潰れていた。
(い、いつの間に………)
杏華ママに目線を送ると、ママがインカムで2番テーブルに着いているNo2のマホロに指示をだしている。
きっとマホロが女の子達を上がらせてくれる。
私は水を用意して爆豪さんに渡した。
｢お待たせしました。｣
｢悪ぃな。女の子潰れちゃって｣
爆豪さんは水を受け取ると私にそう言ったのだ
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年6月13日 23時
