彼の登場 ページ5
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｢Aくんも呑んでくれ｣
｢オールマイト様、ありがとうございます。頂きます。｣
オールマイトより頂いたシャンパンをグラスに注いでもらい口に運ぶ。
ヒーロー達は好きなものを飲み放題らしい。
会計は全て先生達だと聞いている。
オールマイトは伝説だ。お金も沢山持って居るだろう。(早く杏華ママとくっついたらいいのに)
｢相澤様もお越し頂きありがとうございます。｣
｢いや、こちらこそ貸切にしてもらってすまない｣
｢いいえ、皆様であれば貸切は当然です。｣
お店が営業出来なくなってしまいますしね。って笑うと相澤様も一緒に笑ってくれたのだ。
｢おい皆！！爆豪到着したってよ！！｣
｢やっとなのかい！！僕が迎えに……｢ココかァ！！！？？｣｣
飯田が迎えにと言う前に入口から大きな声の人が現れた。(あ…昼間の……)
｢爆豪こっちだー！！｣
切島が爆豪を呼び、｢オレに指図すんじゃねぇ！！！！｣って叫びながら席に向かった。
｢すみません、煩くて……｣
｢いえ、みんな仲良しで羨ましいです。｣
｢本当にAさんはアイツらと同じ歳には思えませんね｣
｢ふふ、同じ歳ですよ｣
｢おーーーい！！オレンジドレスの美しいオネエサーん！！！｣
突然3番テーブルの峰田がAの方へ向かって手を振っている。
｢行ってきなさい｣
｢分かりました｣
目の前の相澤様に｢失礼します｣と声をかけて3番テーブルに向かった。
｢お待たせしました。｣
一礼して席に向かうと少しカオスな席だった。
峰田さんが女の子にセクハラ紛いな事をしていて、飯田さんが止めている。
｢あはははは、なに面白い｣
｢A先輩〜っ……｣
｢しっかりしなさい。新人とか関係ないからね！お客様を楽しませなさい｣
｢うぅ……はい…｣
女の子のメンタルは少し壊れていた。
それがまたAには面白い
｢すまないっ！不快な思いをさせているのか！？｣
｢大丈夫です、飯田さん｣
｢名前を知っているのかい｣
｢本日お越しの方は皆様覚えてます。大切なお客様てますもの｣
｢ふふふふお姉さん！お名前は？｣
峰田さんが私の隣に座った。
｢Aと申します。｣
｢お姉さん、シャンパン飲み比べして勝ったらオ ッパイ触らせてください｣
｢みみみみ、峰田くん何を…｢いいですよ｣え……｣
｢よっしゃああああ！シャンパン持ってこおおおおい！！！｣
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年6月13日 23時
