貴方の隣は私【HUNTER × HUNTER】 (ページ9)

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侵入者×友達×別れページ9

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私とキルアが到着するとカナリアが「出て行きなさい」と言って侵入者を追い返す所だった。

しかし侵入者も簡単には引き下がらない、
そんな侵入者達をカナリアは次々と返り討ちにしていく、

手傷はおったものの数十人いた侵入者は一瞬で居なくなったのだ。あとの掃除はゼブロさんとミケの担当になり私とキルアとカナリアは来た道を戻るのだった。

キルア「俺、友達がAしかいないんだよ。けどAは婚約者だから友達っつーよりかは、俺の女ってわけ。だから友達になってよ。カナリア」

『あ、私も！！』

カナリア「…！！！」

カナリアは顔を赤くして喜んだ。
しかし、気配が現れたその気配はキキョウだったのだ。

キキョウはキルアを監視していたのだろう。
後継者として

カナリア「お二人とも申し訳ございません。私は使用人ですので…」

キルア「____ちえっ。行くぞA」

キルアも母親が監視しているのが分かりこれ以上は深く言わなかった。
Aの手を握り屋敷まで走り出したのだ。

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屋敷に戻ったあとも私の手は握られたままだ。
少し寂しそうなキルアの背中がとても辛く苦しいものだと感じてしまった。

私は婚約者だが常一緒にいる訳では無い。

ゼノお爺ちゃんやお義父さんから毒薬の依頼が合った時にしか来ないから月1回程度だ。
しかもキルアが依頼に行っていたら私とはすれ違いになり2ヶ月に1回の時もある。

私も同じような感じだが、彼は私より2つも歳下なのだから寂しいのは当たり前だ。

『キルア、ゼノお爺ちゃんの所に行ってくるね』

「____あぁ。」

返事はするものの私の手は離そうとしない。
『一緒に行く？』と言えば「うん」と言ってそのままゼノお爺ちゃんの所へ向かった。

可愛いキルア、
貴方も私に依存すればいいのに。
そな歪んだ愛を持っていたから罰が当たったのかもしれない。

数ヶ月後、私がゾルディック家を訪れると
キルアが天空闘技場にお義父さんの命令で武者修行に行ったのを聞いたのだ。正直寂しい。

我慢した二年間だった。
二年後キルアが200階に到達して帰って来ると連絡を貰ったのだ、だからこそ会えると思ったのに

ゴルド「A、ハーヴェスト家の当主になる為の決まりにより10歳になったお前を4年間地下へ幽閉する。」

意味がわからない。

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