貴方の隣は私【HUNTER × HUNTER】 (ページ8)

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解決×友達×実力ページ8

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『ごめんなさい、私…酷いこと言ったよね、』

「謝らないでください。ご気分を不快にしたのなら私の責任です。申し訳ございません。」

そう言って頭をまた下げる彼女に『名前…教えてください』と伝えると「ゾルディック家に執事見習として雇われました。カナリアと申します。」と言われた。

『カナリア、顔を上げてください。』

カナリア「はい」

『これから…よろしくお願いしますね』

カナリア「勿論です。」

挨拶も済んだときに「侵入者ですね」とカナリアが言った。しかしミケも居るのに心配はいらない。

キルア「ミケに任せておけばいい」

カナリア「ご主人様の命でミケは本日は動きません。私の実力の程をご覧になりたいそうです。」

そう言うとカナリアは入口の方へ走って行った。
キルアも後をすぐに追うのかと想えばAに「一緒に行くか？」と聞いたのだ。

しかしゼノお爺ちゃんに毒薬を持って行かなきゃ行けない時間になる。
迷っているとキルアが携帯で電話を掛け始めた。

キルア「あ、ゴトー？じいちゃんに電話してAがソッチに行くの少し遅れるって伝えてくれ。……いや、俺と一緒にいる。…だからそうじゃねぇって！！変な妄想するな！じゃあ頼んだよ！！」

ブチッと電話を切るキルアに『どうしたの？』と聞いて顔を覗き込むとグイッと顔を離すキルア、
その顔は真っ赤になっていた。

キルア「な、なんでもねぇよ！！ホラ行くぞ」

Aの手を握りゆっくりと入口の方へ進み始めた。
彼の手の体温は高く、照れているのは分かるが何故照れているのか理由がわからない。

『なに言われたの？』

キルア「……何も」

ゴトー「キルア様、まだ色々お二人には早いです。キスまでにしといてくださいね」

ゴトーの意地悪だった。

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