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新体制 ページ6

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『というわけで、クロがキャプテンね』




部活終わりに突然クロに伝えた。すると片付けようと持っていたボールをクロが落とした事により体育館にポンポンとボールの跳ねる音が響いた。


放心状態。
人のその姿を見たのは初めてだ。



「オイオイ待て待て、というわけで。って俺なにも知らないよ!?いつの間に!?」

『休み時間にやっくんと海くんと決めた』

「なっ…!………誘いなさいよ」

『ちなみに副キャプテンは海くんだよ』




黒尾が海の方を見るといつもの大人な笑みでコチラを見ていた。

(俺のいない所で…)
そう思いながらも皆に頼られているのは嫌な気はしない。





「ハイハイ、やりますよ」



クロがそう言った瞬間、みんなから大きな拍手が送られた。

新生音駒
誕生の瞬間だった。



















_________________________________









「あちー……死んじゃう……」

「研磨!!サボんな!!」



私のベンチの横にある扇風機の元までやってくる研磨、
それを見て迎えに来るクロ、

本当にこれがお約束になりつつある気がする。



研磨に冷えたタオルを渡すと「ありがと、A」と言われた。






「もうすぐ梟谷の奴らが来るんだからしゃんとしなさいな。」


近付いてきたクロにも冷たいタオルを渡すと「サンキュー」と言われた。
今日は練習試合があるのだ、





「えー…もう俺動けないよ。練習試合の前に普通に練習すると体力なくなる、回復ポーションとか現実に無いから無理しない方がいいよー」

『まーたゲームに例えて言ってる』

「昨日新作ゲームでて夜更かししたの知ってるからな」

「うっ…」

『へぇ、よく知ってるね』

「早朝ランニングしたら電気ついてた」

『もはや夜更かしレベルじゃねーよ、その時間』





そんな会話をしていると体育館のドアが開いた。
「ヘイヘイヘーイ!黒尾、ブロック飛んでー!」と騒がしい人が現れた。








.

練習試合→←研磨と黒尾と私



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ピンス(プロフ) - この作品大好きです!!3周くらいしました!続き楽しみにしてます!! (3月12日 22時) (レス) @page43 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ちゅんさん» ありがとうございます!!ハイキューは映画をやったということもあり、再熱したんですよね!やはり音駒が一番好きです...! (3月12日 20時) (レス) @page43 id: bdd9411b02 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!!作者は単純なので褒められたらすぐに更新してしまいます!!笑、これからもよろしくお願いします!! (3月9日 6時) (レス) @page42 id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 勝手ながらこの小説を読ませて頂きました!凄く面白く、多彩な表現に圧巻されました!続きを少しでも早く見たいです...!無理ないペースで小説作り頑張って下さい! (3月2日 22時) (レス) @page41 id: 9455041bfd (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - ほたるさん» わー!!打ち間違いの指摘ありがとうございます!!すぐに直します! (2月19日 8時) (レス) id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅん | 作成日時:2023年10月29日 14時

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