埼玉合宿 ページ40
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『リエーフ！！今のは拾えるボールでしょ！！』
「すんませんっ！！」
練習試合だから私や監督やコーチはガンガン口を出している。
今は音駒対梟谷だ。
リエーフのレシーブが本当にまだまだで、
だからこそミスも目立つわけで…ただあの身長はバレーではかなり有利になるから。
(もどかしい、分かってる。バレーはまだ始めたばかりだって事くらい。)
悶々と心の中で戦っているとコチラを見ている音駒のみんなが居た。
『え…な、なに？』
「はっはっは、おいリエーフ、Aがお前のレシーブの下手さに呆れ返ってるぞ」
「黒尾さんマジですか！？Aさんに嫌われたら音駒のバレー部に居られないじゃないっすか！！」
「おうおう、Aは音駒バレー部の裏ドンだからな。嫌われたら体育館裏でグサッと……」
「や、夜久さん！俺はどうしたらいいんすか！？」
「クロも夜久くんもAがリエーフじゃなくて二人を呼び出しそうな顔で睨み付けてるよ？」
そんな会話が聞こえてきて思わず二人を仁王立ちで睨みつける。
「おっと、怖い怖い」なんてクロが言うもんだから音駒の皆に笑顔が伝染した。
(クロもやっくんも絶対あとで仕返ししてやる。)
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その後もローテで何回も練習試合をしたが、梟谷にはなかなか勝ち越せていない。
森然や生川や烏野にはいい感じに勝てるのだが、流石全国常連は強さが違う。
音駒のいい刺激になると思う。
バレー日誌をノートを書いていると「A」と呼ばれた。
呼ばれた方に顔を向けると目の前にはクロが居た。
『どうかした？』
「別の体育館でリエーフの守備の練習するから、日誌書くならお前もこっち来い」
『え、別にここでも…』
「良いから行くぞ」
私の書いていた日誌を取上げてクロは歩き始めた。
別にココのままでいいのだが？と思ったがその理由は次の彼の言葉で理解出来た。
「あんなオオカミ共の居る所で大事なヤツを一人には出来ません。」
『オオカミって……バレー仲間たちじゃん』
「男はみんなオオカミなの」
『それってクロも…？』
ギョッとした顔をした後に後頭部をガシガシとかいている、
そして「……Aにだけな」と言ってまた歩き始めた。
(甘すぎる…クロが甘すぎる、)
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ピンス(プロフ) - この作品大好きです！！3周くらいしました！続き楽しみにしてます!! (3月12日 22時) (
レス) @page43 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ちゅんさん» ありがとうございます！！ハイキューは映画をやったということもあり、再熱したんですよね！やはり音駒が一番好きです...！ (3月12日 20時) (レス) @page43 id: bdd9411b02 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！！作者は単純なので褒められたらすぐに更新してしまいます！！笑、これからもよろしくお願いします！！ (3月9日 6時) (レス) @page42 id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 勝手ながらこの小説を読ませて頂きました！凄く面白く、多彩な表現に圧巻されました！続きを少しでも早く見たいです...！無理ないペースで小説作り頑張って下さい！ (3月2日 22時) (レス) @page41 id: 9455041bfd (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - ほたるさん» わー！！打ち間違いの指摘ありがとうございます！！すぐに直します！ (2月19日 8時) (レス) id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2023年10月29日 14時
