森然高校 ページ36
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バスが森然高校に着いて皆で荷物を降ろしたりしていると「Aちゃん!」と私を呼ぶ声が聞こえた。
振り向くと森然高校のマネージャー大滝真子ちゃんが手を振りながらこちらに走ってきていた。
『真子ちゃん、今日から合宿よろしくね!』
「うん!音駒の使って貰う教室案内するから着いてきて」
『ありがとう!』
そのやり取りを聞いていたクロが「お前ら、荷物もって行くぞ」と声を掛けたのだ。
「「「ういーっす」」」と元気な返事をして皆で真子ちゃんに着いて行く、
私もマネージャー業の荷物と自分の合宿用の自分の荷物を2つ持っていると「おじょーさん、持ちますよ」とクロが私の合宿用の荷物を持ってくれたのだ。
『いいよ、私が持つよ』
「甘えときなさいな」
『……ありがとう』
「ハイハイ」
なんだか少しだけ甘い雰囲気になってしまった。
すると後ろから視線が刺さっており、真子ちゃんと音駒のメンバー達がニヤニヤしながらこちらを見ていた。
『な、なに』
「「「べっつに〜!」」」
こんな時もいち早く一致団結してニヤニヤしている皆をひと睨みすると「ここだよー!!」と真子ちゃんに言われた。
ここが音駒のメンバー達が使う教室なのだ、中に入ると布団など必要な物はもう準備されている。
(森然高校の人達には本当に頭が上がらない。)
すると急に「何かテンション上がるっすねー!!」という声が聞こえた、リエーフだ。
そんな彼に「分かるっス!!」と賛同する犬岡、
二人がはしゃぎながら入って行くとクロに「うるせー!!静かにしろ!!」と怒られている。
これが音駒の普通だ。
『クロ荷物ありがとう』
彼から荷物を受け取り私もマネージャー達が過ごす教室へ向かう事にする。
道中ニヤニヤとしている真子ちゃんに質問攻めにあうことは言うまでもない。
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ピンス(プロフ) - この作品大好きです!!3周くらいしました!続き楽しみにしてます!! (3月12日 22時) (レス) @page43 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ちゅんさん» ありがとうございます!!ハイキューは映画をやったということもあり、再熱したんですよね!やはり音駒が一番好きです...! (3月12日 20時) (レス) @page43 id: bdd9411b02 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!!作者は単純なので褒められたらすぐに更新してしまいます!!笑、これからもよろしくお願いします!! (3月9日 6時) (レス) @page42 id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 勝手ながらこの小説を読ませて頂きました!凄く面白く、多彩な表現に圧巻されました!続きを少しでも早く見たいです...!無理ないペースで小説作り頑張って下さい! (3月2日 22時) (レス) @page41 id: 9455041bfd (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - ほたるさん» わー!!打ち間違いの指摘ありがとうございます!!すぐに直します! (2月19日 8時) (レス) id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2023年10月29日 14時