お勉強とインターハイ予選 ページ25
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Aは毎日テスト対策、マネージャー業、学校生活全てに追われている。
『……ﾊｧ』
ため息をつくと目の前にいるやっくんに「お疲れ気味だねマネージャー」と言われた。
『もうね…もうね！！勉強を教えるのも大変なんだけどね…灰羽くんが特に…特に！！！』
「……はは、俺は教えれるほど勉強出来ねぇーしなぁ」
『やっくん勉強出来ないもんね』
「うるさいよ！」
悩んでいると海くんが来て「俺も手伝うよ」と言われた。
『海くん…っ！！』
「おー海なら勉強出来るし良かったな」
「うん、任せて」
それから海くんと一緒に一年生と二年生のテスト対策を立てながらインターハイ予選の準備も始めた。
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インターハイ予選
2回戦で去年の優勝校と当たって敗退。
あまりにも早い敗北だった。
『………』
「すまん」
クロが私と一緒に荷物を片付けながら一言謝った、
『謝んないで』
「____春高は連れていくから」
『これ以上…言うと泣く』
もう既に大きな目から沢山の涙をポロポロと流すA
クロはクシャクシャとAの頭を撫でる、
「ナカナイデクダサイヨ」カタコトのような言い方で私を慰めるクロ、その優しさがまた泣けてくる。
『____あした…目がパンパンだ。きっと』
「どんな顔でも可愛いよ」
『馬鹿じゃん』
「本気」
ゆっくりと立ち上がり荷物を持って体育館を後にする。
後悔も悔しさも全て体育館に置いて帰る。
私達は前に進むしかない、強さを貯めるしかない。
今勝てないなら次勝てるように強くなればいい。
粘り強い、それが音駒高校のいい所だ。
ボールが落ちなければ負けない、
バレーボールはボールを落とした方が負けるのだ。
「____泣いた？」
目の前に研磨が現れた。
『ちょっと』と言えばタオルを渡された、私の安心する匂いに少しクラクラする。
『研磨の匂いが好き』
「知ってるけど」
『春高…行こうね』
「行けたらね」
『淡白』
いつも通りの研磨と共にバスに向かっていると「何回も…泣かすような結果にはしないよ」と言ったのだ。
『…ずるい』
研磨は本当にずるい。
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ピンス(プロフ) - この作品大好きです！！3周くらいしました！続き楽しみにしてます!! (3月12日 22時) (
レス) @page43 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ちゅんさん» ありがとうございます！！ハイキューは映画をやったということもあり、再熱したんですよね！やはり音駒が一番好きです...！ (3月12日 20時) (レス) @page43 id: bdd9411b02 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！！作者は単純なので褒められたらすぐに更新してしまいます！！笑、これからもよろしくお願いします！！ (3月9日 6時) (レス) @page42 id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 勝手ながらこの小説を読ませて頂きました！凄く面白く、多彩な表現に圧巻されました！続きを少しでも早く見たいです...！無理ないペースで小説作り頑張って下さい！ (3月2日 22時) (レス) @page41 id: 9455041bfd (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - ほたるさん» わー！！打ち間違いの指摘ありがとうございます！！すぐに直します！ (2月19日 8時) (レス) id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2023年10月29日 14時
