GW遠征４ ページ19
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「A…」
研磨がため息をつきながらAを見ている。
まさか聞かれるとは思っていなかったのだろう、嬉しそうに研磨に近寄るAをどうする事も出来ず視線を逸らして過ごそうと考えていた。
『そっかー、顔が整ってるかー』
ルンルンで研磨が言った言葉を繰り返すA
それに気まずそうにする研磨、面白そうに見守る芝山と犬岡、Aの風呂後の色気にやられて固まる山本
「A、部屋まで送ってあげるから帰って」
『んふふふふふ、はぁーい』
立ち上がった研磨に大人しくついて行くA
みんなにバイバイと手を振って男子部屋を出て行く
「____」
「黒尾、そんな顔で見るくらいなら自分で送れば良かったのに」
そう海が黒尾を見て言う、
黒尾も自分がどんな顔をしていたのか？と焦り自分の顔を触っている。
「俺が送りたかった。って顔」
「海には敵わない」
手を挙げて降参ポーズをとる。
もちろん俺が送りたかった、それは間違いない。
けどAは研磨を求めてる気がする。
確かに…産まれた時からの付き合いだから二人の絆は俺より深いのかもしれない。
けど、
俺も負けないくらいの気持ちは持ってる、
モヤモヤした気持ちをそのままにして研磨が帰ってくるまで待つ。
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「……ねぇ、おれがクロに睨まれるからあんまりくっつかないで」
『え、何でクロ？』
隣で俺の腕を掴みながら歩くから幼馴染に少しため息、
さっき部屋を出る時にクロがこちらを悔しそうに見ていた…気がする。
だからってこの手を拒む事は出来ないし
簡単に譲る事は出来ない。
そんなヌルゲーで大事な幼馴染を誰か。に渡す訳なんてない。
今もこの手を離して、って言ったら俺の幼馴染は多分泣く。それくらいにはおれに依存してると思う。
まぁ、そうなるように過ごしてきたんだけどね。
「Aがお嫁に行く時におれ無事でいられるかな」
『？…まだ行く予定ないけど』
笑いながら言うAは人の気も知らないようだ。
小さな声で「…むかつく」と言えば『え…やだ！ごめんね』なんて焦っている。
ずっと、おれの言葉に焦ればいい。
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ピンス(プロフ) - この作品大好きです！！3周くらいしました！続き楽しみにしてます!! (3月12日 22時) (
レス) @page43 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ちゅんさん» ありがとうございます！！ハイキューは映画をやったということもあり、再熱したんですよね！やはり音駒が一番好きです...！ (3月12日 20時) (レス) @page43 id: bdd9411b02 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！！作者は単純なので褒められたらすぐに更新してしまいます！！笑、これからもよろしくお願いします！！ (3月9日 6時) (レス) @page42 id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 勝手ながらこの小説を読ませて頂きました！凄く面白く、多彩な表現に圧巻されました！続きを少しでも早く見たいです...！無理ないペースで小説作り頑張って下さい！ (3月2日 22時) (レス) @page41 id: 9455041bfd (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - ほたるさん» わー！！打ち間違いの指摘ありがとうございます！！すぐに直します！ (2月19日 8時) (レス) id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2023年10月29日 14時
