【WT】三雲修の姉は迅悠一の彼女で最強 (ページ3)

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2話ページ3

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風間くんに助けを求めて振られた私は、修に自分の事を話した。

「ええええええ！！姉貴が……姉貴が……ボーダー隊員A級兼S級…」

『えへへへ』

「なんで黙ってたんだよ……」

『し……心配させないために…』

「まったく……」

修は何か考える素振りをした後にため息を吐いて納得してくれた。

「修の姉貴か？」

『………貴方が近界民の…』

「空閑遊真デス！」

パッと手を挙げた彼が可愛すぎて…
可愛すぎて……

ガバッと遊真を抱き締めた。
私の腕の中でニヤニヤしている遊真、それをヨシヨシしている私、凄い光景だ

「_____Aさん、そろそろ」

少し不服そうな顔をした烏丸が私に声をかける。
(そうだった、このあと会議に呼ばれてるんだった。)

『……遠征の報告もあるから、また支部に帰ったら宜しくね！』

私は皆に手を振ってその場所を離れた。
今から遠征の際に手に入れたトリガーを城戸司令と鬼怒田開発室長に渡しに行くのだ。

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会議室に入る。

「おっ、Aじゃん、帰ってたのか」

会議室には彼氏である迅悠一が居た。
イコール私が1番最後に到着したのだ。

『さっきね、久しぶりだね迅くん』

「うんうん、相変わらず綺麗だね」

『迅くん…私の弟って知ってて玉狛に修を入隊させたわね…』

「なーんのこと？」

2人で言い争い？をしていると忍田さんに「うるさい」と制された。迅くんのせいで怒られてしまった。

「今日集まって貰ったのは近々起こると予測される…近界民の大規模侵攻についてだ」

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『ふわぁぁ…』

欠伸をしながら隣を歩く迅くんの顔を見る。
今私達は、遊真くんと修を迎えに行くためにランク戦の所へ向かっているのだ。

「眠い？」

『んー…帰ってきたばっかりだもん』

「_____会議結果は教えるから寝ときな」

ポンポンと頭を撫でる迅くんの心地良さに身を傾けると肩を抱かれた。
『甘えたい…』と呟くと迅くんの影が私の前にやってきて、チュッとリップ音をたてたキスが落ちてきた。

「…かわいいな」

『ん……もっと』

Aはしっかりと迅の肩に両腕を回すように抱き着く。
こんなに甘える彼女は余りなく迅もしっかりと彼女を壁側へ寄せる。
そして唇を奪おうとすると足跡が聞こえてきた。

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