15話 ページ16
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｢Aこい！｣
｢えっ｣なんてマヌケな声を出すも彼は石段の上から私を呼んでいる。(ちゅ、注目されてる……)
居心地の悪さを感じなら佐野くんの近くに行く。
｢知ってると思うけどメビウスはパーちんの親友を袋にして、彼女を目の前で回すやつだ。そんな中オレ達との抗争で誰が1番危ないか考えろ。
オレたち自身もあるが、オマエらの大切な人も危ねぇ！！絶対に関係ないヤツらをまきこんじゃいけねーんだ！！
それだけは心に誓っとけ！！！！｣
｢｢おおおお！！！｣｣と怒声のような意気込みのような声が響き渡る。
私が佐野くんの方を見るとゆっくりと頭を撫でてくれた。
｢オマエはオレが守る。｣
｢うん、ありがとう…｣
照れくささもあるけど、それよりも私のことを考えてくれてる事実が嬉しい。
抗争の度に怪我をしないか。生きて帰ってきてくれるか。とか色々考えてしまうけど、私の彼氏は強くて素敵だ。
｢じゃあ集会終わり！！！解散！！！｣
ゾロゾロと皆が帰路につく。
私はカバンを持って佐野くんの所に向かう。そこには佐野くんと真城さんが二人で話していた。
｢スノー今日は三ツ谷か場地に送って貰ってくれ｣
｢なんで？！｣
｢Aがいるからだ｣
｢………マイキー覚えてる？私が東京卍會に入るって決めた時にマイキーが言ったんだよ｣
《ねぇマイキー、私を必ず1人にしないで》
《…？？仲間だろ、1人になんてならねーよ！》
《じゃあ、バイクに乗れない私の送り迎えは基本的にマイキーね》
《ははっ、今は乗せる人もいねーし仕方ねぇな。》
｢あの言葉は嘘だったんだ。｣
｢嘘じゃねぇよ。それに…今は乗せる人が出来た。｣
｢それでも！！！！東卍の総長と総長補佐としての間だけは私を1人にしないでよ！！大切にしてよ！！｣
真城さんはマイキーに抱き着いた。
私は目の前の光景が信じられないと同時に真城さんのことを思うとズキズキと心が傷んだ。
マイキーも振りほどく訳でもなく、抱き締め返す訳でもなく、そっとされるがままだった。
(私には分からない2人の絆がある。)
ギュッと胸の前で拳を握った。
こんなにも気持ちで泣きそうになるのか、恋とは好きとは厄介なモノだ。
(前の時も、ずっとずっと恋は私を苦しめる。)
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ゆる - あぁぁ神作です…続き読みますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2021年11月17日 2時) (
レス) @page35 id: 9b99a694b1 (このIDを非表示/違反報告)
哀 - 性癖ぶち抜かれました…。一虎くんの主ちゃんに対する愛が良き、。主ちゃんもっと病んでくれてもええんやで？()この作品神だ､。これからの展開が楽しみです。頑張ってください！応援してます！ (2021年8月12日 0時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - タカちゃぁあ"ん(>_<)タカちゃんもドラケンも、出来る男ですね(>_<) (2021年8月11日 23時) (レス) id: ab4f0db506 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 最高すぎます！更新待ってます！真冬ちゃんの切なさが、、、。でも真冬ちゃんの悪女感まってます！ (2021年8月10日 11時) (レス) id: 98960ac31e (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 麗さん» 何処でしょう？(T_T)少し修正はしたのですが、、、、 (2021年8月10日 2時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年8月4日 11時
