96話 ページ9
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『それで過去から来たのね』
「うん、2人とも助けれなくてごめん！！」
タケミチくんが思いっきり頭を下げるから、それを制した。彼が悪いんじゃない。
最後まで素直になれなかったマイキーくん
心のどこかで諦めていた私
2人のすれ違いから生まれた溝だもの。
〈あの時〉と思うことは沢山ある。
けど、未来の話でも彼が…マイキーくんが私に対して〈愛している〉と言ってくれた。
その事実が私の力になる。
諦めない、そう誓った私はタケミチくんの顔を見る。
『タケミチくん、貴方ばっかり大変な思いをさせてごめんなさい。一緒に戦うから！！』
「ありがとう！！Aちゃん！！」
私はタケミチくんと握手をした。
そして心に決めた後に1度千咒ちゃんと話す事を決めた。
『タケミチくんはこれからどうするの？』
「オレは……佐野万次郎をぶっ飛ばしたい！！」
『…！！！______いいね、それ』
タケミチくんの決意に満ちた顔を見ながら私もその意見に賛成だった。
本当は私が本気で彼にぶつからなきゃいけなかった。
それが出来てないから〈今〉があるのだ。
彼の周りにはこんなにも大切にしてくれる仲間がいる。
なら〈黒い衝動〉の解決策もあるかもしれない。
今度こそ私がそばにいるから…
絶対！！！
________________________
「A！連絡くれるなんて嬉しい」
ギュッと抱きついてくる千咒ちゃんの頭をポンポンと撫でてやる。
「どうしたの？」と不思議そうな顔をして私を見るから真剣な顔をして彼女を見た。
『タケミチくんと話したの』
私は千咒ちゃんに今日タケミチくんとマイキーくんをぶっ飛ばす事を約束した話をした。
すると少し考え込んだ彼女
バッと顔をあげると「______ワカに迎えに行かすから今夜空けておいて」と言われた。
私は戸惑いながらも『分かった』と返事をした。
そして彼女と別れた。
今夜何があるのだろう。
戸惑いながらもザワつく胸を抑える。
思うば〈キミに会いたい〉そればかりだ。
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しおらん(プロフ) - 凄く大好きです。原作沿いでとてもストーリーが素晴らしいです。スノーとの関係も凄く切なくて、マイキーとは本当に幸せになってほしいです。三ツ谷も好きですがやっぱりマイキーですね。これからもとても楽しみにしています！ (2022年5月22日 23時) (
レス) @page12 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 一旦休止、番外編、どちらも良いと思ってしまいます。番外編も気になりますが、一旦休止として主様のお休みなさる時間も必要なのかなと、、愛読しているお話なので悩んでしまいます。完結まで主様について行く気しかないのでどちらの結果になっても私は全然大丈夫です！ (2021年10月5日 22時) (レス) @page12 id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - この作品大好きです！番外編希望です！無理のない範囲で…よろしくお願いします！ (2021年10月5日 21時) (レス) @page12 id: 0f057880a5 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 私としては、番外編の方を希望します。作者様が無理をする事はやめてくださいね…！ (2021年10月4日 22時) (レス) @page12 id: 7480b8ed6f (このIDを非表示/違反報告)
m.m(プロフ) - 続きが気になって仕方ない！！！ 3作目おめでとうございます！更新されること楽しみに待っています。無理はなさらないでくださいね。陰ながら応援しています！ (2021年9月30日 1時) (レス) @page9 id: 3fdf1c252a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅん
| 作成日時：2021年9月17日 17時
