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「.....？」
そこまで言うと止まってしまった零夜。
どうしたんだろう。
俯いていて顔がこちらからじゃ見えない。
「おーい.....？.....！？」
「ッみ、見ないでくれ.....！」
.....零夜の顔が真っ赤だった。
私も.....そこまで鈍感、ではない。
すぐに何かを察する。
「.....は、え.....と.....」
「.....A」
しどろもどろしていると、彼が急に名前を呼んだ。
びくりと肩が震えてしまう。
「.....はい」
「.....僕は.....
君のことが、好き」
好き、なんて兄弟以外の異性に言われたことがなくて、心臓が思いきり跳ねる。
バクバクと煩い.....
なにか、なにか言わなきゃ。
こういう時なんていえば.....
私はパニックに陥りながら、目の前の彼に急いで言葉を紡ぐ。
「..........私も」
-to be continued....-
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作者名：夜蒼空 | 作成日時：2020年3月29日 14時
