彼なりの愛情表現、？【青】 (ページ15)

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濵ちゃん先輩ページ15

濵田｢もう！敬語もやめてや！｣

｢あ、うん、分かった｣

濵ちゃんはとにかく表情がコロコロ変わって、見てるこっちが楽しくなる、そんな先輩だった。

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その日の夜、私は流星に明日から一緒に行けないことを言おうと思って流星のトーク画面を開いた。

｢……へー、｣

流星明日から委員会の仕事があるから朝も放課後も一緒におれんから

ふーんだ！こちらこそ明日からは濵ちゃんと過ごすんだから！！！ぜんっぜんきにしてないから！！！！！！！

とか言ったって

｢さみしいなぁ、…」

これさ、流星を妬かせる前に妬かせるほど好きって想われてないから、意味ないよね、

Aそっか、私も明日一緒に行けなかったからちょうどよかった

それだけ送って電源を切った。

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次の日

「行ってきまーす！」

ｶﾞﾁｬ

いつものようにドアを開けるとそこには

濵田｢おはよ～さん、ご飯しっかり食べたか～？｣

…濵ちゃんが居た。

「…え、なんで家知ってんの...？」

濵田｢えーと、のんすけに聞いた！！ほら、いくで！｣

？？？小瀧って私の家知ってたっけ？？

「え、うわっ！」

いきなり手を引っ張られて濵ちゃんに抱き締められた。というか抱きつかれた

｢濵ちゃん、なにしてんの、｣

濵田｢のんすけにちゃんとカップルっぽいことしとけっていわれてん、俺彼女いたことないから分からんけどカップルってこんなもんやろ？｣

そのまま私の手を取って自分のポケットに入れる。

濵ちゃんの想像はカップルはカップルでも、バカップルっぽい。

でもこれはちょっと...

｢濵ちゃん、恥ずかしいかな、｣

濵田｢おおっ、Aちゃんが照れとる！かわええ！｣

｢かわいくないよって、｣

手を離そうとしたが、離してもらえずそのまま肩を並べて学校に向かった。