彼なりの愛情表現、？【青】 (ページ11)

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ご褒美プールデート！！！ページ11

重岡に引っ張られて来たのは流れるプール。

重岡「…ここなら、ウォータースライダー見えるし、流星来たらすぐわかるやろ！Aも流れるプールならさすがに入れるよな？」

重岡は結局優しい。気を使ってただの流れるプールで遊んでくれてるんだ、たぶん

「…うん、ありがと。重岡。」

重岡「ふんっ、お礼としていっぱい流れろよ！よしっ！入るぞぉぉぉぉぉ！」

...いや、いっぱい流れろは意味不明っすよ、重岡さん

パシャ…

「あ、待ってよ重岡！」

来ていたパーカーを脱いでプールに入った。

重岡「うぇー、Aが女みたいな水着着とる！きしょい！」

「はあー？私だってね、ちゃんと女ですー！そういう時はね、嘘でも似合ってるって言ってよ！」

重岡｢...まあ、似合ってないこともないこともないことも無いんやない？｣

...それって似合ってるってことでいいですか？

似合ってるって言われるのは嬉しいけど、流星に言ってもらえなかったらことにもやもや。

……今いない人のことを考えても仕方ない！！！

今はめいっぱい遊ぶ！！！！！！！！

そこから何周も回ったり、流れに逆らって泳ごうとしたりした。

頭の中にはたまーに、ほんとたまーに流星がちらついたけど、重岡のおかげで楽しかった。

重岡「…もうすぐ30分たつけどどうするか？戻るか？」

さっき、流星がお姉さん達と楽しそうにしてるところが頭に流れた。

「……ううん、ここにいる。さっき、かわいいお姉さん達と楽しそうにしてたもん。私なんか必要じゃないよ…」

重岡｢そ～んなことないと思うけどなぁ｣

「そんなことあるの。それに、今私行っちゃったら重岡1人でしょ？」

重岡「んー。一旦濵ちゃんの様子見てくるわ。Aにも迎え、来たみたいやし。…がんばれよ！！」

「………?どういう意味…」

『……A』