玲於の妹は男装少女！

39話 ページ44

Aside


冷蔵庫にあるもので簡単なおつまみを作った

亜嵐｢Aー？｣
A｢亜嵐、どうした？｣
亜嵐｢トイレ行こうとしたらー、わかんなくなっちゃった(ﾍﾗｯ｣

あー、これ酔ってるな

A｢トイレならそこの角曲がってすぐのとこ｣
亜嵐｢Aー(ｷﾞｭｯ｣
A｢ちょっ｣

後ろから抱きつかれた

包丁使ってるから危ないのに

包丁を置いて首だけ後ろを向く

A｢っ！｣
亜嵐｢ふふ、驚いちゃってかーわい｣

思った以上に顔が近くにあってびっくりした

A｢何言ってんだよ、近いから離れろ｣
亜嵐｢…Aってほんとに男？｣
A｢っ…はぁ？意味わかんないこと聞くなって、もし俺が女だとしてなんで男装しなきゃいけねぇわけ？｣
亜嵐｢それはわかんないけど、ほんとに男なら…照れたりしないよね？｣
A｢っ｣

耳元で話されてくすぐったい

ほんと、離れろよ

このままじゃ、バレる

亜嵐｢A、ほんとに男だっていうなら確認させて？｣
A｢か、確認って、何するつもりだよ｣
亜嵐｢Aはじっとしてればいいから｣

そう言って着ていたトレーナーの裾を掴まれた

A｢や、やめろ！｣
亜嵐｢ほら、暴れないの｣

亜嵐の手首を掴んだら空いてた方の手で簡単に押さえつけられた

徐々に上がってくるトレーナー

ダメだ、力じゃ勝てない

バレるのかな

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