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渚side
僕らは結局、殺せんせーと死神がぶつかり合っているのを見ていることしか出来なかった。目で追えない戦いだけど、殺せんせーの方が部が悪いことくらいは分かる。律によると、砂や土を使ってうまく威力を軽減させはしているみたいだ。
そして戦いはもう一つ。AとAのお母さん、魔理沙の戦い。こっちに関しては殆ど何をしているか分からない。無数の魔法陣だけが見えている。そして…
夜『ほらほら、どうしたの？2匹いるんだからちょっとくらい楽しませてよ？』
A…とは別人の挑発する声。多分優勢なのはもう一人のA。
母「嫌だ！死にたくない！なんなのこの化け物！お願い！もう許して！もう二度とあなたのところに姿を出さないから！ねぇ！死にたくない！」
Aのお母さんの叫び声。あのお母さんがここまで言うってことは相当なんだろう。
ドカーン
何かが地面に叩きつけられる音。砂煙の先にはAのお母さん。その真上には足を振り抜いたAの姿が。
夜『さっきからアンタ、死にたくない、死にたくないって、まるで壊れた人形だよ。壊れちゃってるなら…完全に、動けなくしても問題ないよね？アンタが悪いんだよ？私を楽しませられないアンタが。』
母「嫌だ！死にたくない！」
夜『自分ばっかり死にたくないっておかしな話だよ、全く。コイツがアンタのせいで死にたいって何度思ったかも知らないで。まぁ、いいや。サヨウナラ。エイエンニ。』
そう言ってもう一人のAは地面に叩きつけられたまま動けないでいるAのお母さんにどこから出したかわからないけどナイフを振り下した…
ガシッ
夜『お前…どういうつもりだ。いくらお前だろうと私の邪魔をするならヨウシャハシナイ。』
業「殺させないよ？アンタなんかに、ましてこんな奴の血でAの手を汚させないよ。」
夜『ハナセヨ。ソレトモオマエカラコワサレタイカ？』
業がAのナイフを振り下ろそうとしている腕を掴んでいた。もう一人のAがどんどん狂気に満ちていくのが分かる。
渚「業！危ないよ！」
夜『なんだお前。今更私に話しかけてくるな。私はこの宇宙を破壊し尽くすだけだ。邪魔をするな。』
茅「え…？今、あの人は誰と喋ってるの？」
渚「僕でも業ではないよね…。」
夜『お前がいるとコイツが全力で邪魔をしてくる。よってお前にはシンデモラウ。』
そう言ってもう一人のAは大きく振りかぶった。
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桜 - はい。 (2019年4月29日 20時) (
レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 桜さん» お褒めの言葉、ありがとうございます。更新ペース遅いですが楽しみにしていてください。 (2019年4月16日 5時) (レス) id: 95579c86a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 凄い編集能力ですね！この後どうなるのかなぁ (2019年4月15日 19時) (レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜 | 作成日時：2019年3月31日 11時
