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続き
浅「随分口が硬いようだな。これなら口止めをしておけば何をしても大丈夫そうだ。」
夜『何を言って…？』
また体を弄ってくる。
夜『っ……！』
浅「どれだけ揺さぶろうと平気ということだ。」
このまま黙っていても絶対にいい展開にはならない。だからといって逃げ道もない。八方塞がりだ。久々に恐怖を感じたかもしれない。
更に体を弄ってくる浅野。
夜『やっ……。』
浅「さぁ。吐く気になったか？」
夜『ならない。』
絶対に情報は言うわけにはいかない。ダメだ。なんも策がない。なんも出来はしない。業大丈夫かな…。
バタン！
会議室の扉がとんでもない勢いであいた。そしてそこにはよく目立つ赤髪が。
業「浅野クン、人の彼女に何してんの？」
業が蹴りを入れようとするが、その足を浅野が捕まえる。蹴りがいつもより遅い。でも浅野から離れるなら今しかない。うまく浅野の腕をひねる。
浅「っ！」
浅野が手を離した瞬間に間を取る。浅野が業の足を投げるが業はうまく宙返りをして着地した。また業が殴りかかる。浅野も拳を構える。あ、これ喧嘩になる。もうなってるのかもしれないけど。浅野と業の力は同じくらい。今少し麻痺してる業が負けるのは身に見える。仕方がないので業と浅野の拳を間に入って両方手で受け止めた。
夜『ストップ。生徒会長さん、貴方はもう私を揺することはできない。私達は帰らしてもらうよ。業、いこ。』
業はちょっと不満そうだったけどなんとか会議室から出れた。
本校舎から出た後、業が口を開いた。
業「ごめん。近くにいたのに守れなくて。彼氏しっかkんっ！？」
私は話を遮るように業の唇を一瞬奪った。
夜『らしくないよ、そんなこと言う業。それに助けてくれたじゃん。来てくれなかったら逃げられなかったし。ありがと。』
業「普通に突きとばせば良いのに。」
夜『火力の調整ができなくてさ。多分天井まで吹っ飛ばしちゃう。』
業「何それ怖い。」
夜『悪かったな怪力娘で。』
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桜 - はい。 (2019年4月29日 20時) (
レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 桜さん» お褒めの言葉、ありがとうございます。更新ペース遅いですが楽しみにしていてください。 (2019年4月16日 5時) (レス) id: 95579c86a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 凄い編集能力ですね！この後どうなるのかなぁ (2019年4月15日 19時) (レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜 | 作成日時：2019年3月31日 11時
