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業side
ビリビリ！うるさい目覚ましで目が覚めた。バレンタインはある意味俺にとっては罰ゲームだったりする。だから今日は珍しく目覚ましをセットして朝早く起きた。取り敢えずAの家に行く。その間にも本校舎の女子に何人か遭遇してチョコを渡される。名前もクラスも知らないなら返さなくても良いよね。Aの家に着いたらインターホンをならす。
ピンポーン
ガチャッ
ドアが開く。するとちょっと眠そうな顔をしたAがいた。不覚にも可愛いと思ってしまう自分がいる。取り敢えず一緒に登校する事ができた。これで変な女もこないでしょ…。
夜『渚〜。はいこれ。』
渚「え？良いの？」
夜『いーのいーの。いつもいじっちゃってるからさ。』
Aがほかの男の名前を言うだけでちょっとイライラする。気づいたらA目で追っちゃうし。なんなんだよ。
机の中に箱が入っていた。ちっさい字で何か書いてある。
"放課後校舎裏に来てください"
…え。なにこれ。完全にフラグじゃん。
カバンからチョコがいくつか見える。この中に俺が一番欲しい奴からのチョコはない。Aはほかの奴に配ってるし。またAを目で追ってる。俺もしかしてAの事…好き？一瞬顔が赤くなりそうになる。あぶな。誰かに見られたら冷やかされるだろうし。
放課後、呼び出された所にいくと魔理沙がいた。告白されたけど俺の答えは当然NO。
帰りもAと一緒に帰る。チョコ貰えないかな〜。そう思ってた時。
夜『そういや業に渡してなかったねー。はいこれ。』
ぽいっと投げられた箱を受け取る。やっと貰えた…。少し口角があがってしまう。
業「ねー。これもしかして本命？」
夜『本命…？どーいうこと？』
業「まぁ微妙にバレンタインの認識がずれてるAには分からないか。」
夜『それもどーいう事？』
業「そのまんまだよ。」
Aってほんと恋愛系は無知だよね。でもそれってちょっとやそっとじゃ気づいてくれないって事だよね。それに今俺はそんなの言う勇気はないし。さて…どーやって攻めようかな。
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桜 - はい。 (2019年4月29日 20時) (
レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 桜さん» お褒めの言葉、ありがとうございます。更新ペース遅いですが楽しみにしていてください。 (2019年4月16日 5時) (レス) id: 95579c86a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 凄い編集能力ですね！この後どうなるのかなぁ (2019年4月15日 19時) (レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜 | 作成日時：2019年3月31日 11時
