東方×暗殺教室【裏切り(？)】3 (ページ47)

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続き
Aside

業「ところでさぁ。さっき俺を片目つぶって見てたじゃん？何しようとしたの？」

夜『別に。何も。』

私が魔法が使えないって言ったのは業を片目で見た直後。頭の良いあいつの事だから多分ばれてる。

業「俺に魔法かけようとしたんじゃないの？」

夜『…。』

ほらな。

業「ねぇ、何の魔法使おうとしたの？」

こいつ、私で遊ぼうとしてやがる。なんか得策はないか…？

夜『魔法をかけた対象をぶっ飛ばす魔法。』

取り敢えずこんなふうに返してみた。実際は何の魔法をかけようとしたのかって？業の未来をみてみようかなーって。魔力を片目に集中させたかっただけ。

業「もしかして、怒ってる？」

夜『怒るって何に？』

業「俺が…さっき…抱きついた事。」

そう小声で言った。心なしか顔が赤い気がする。もしかして、これって恋愛系の何かだったりする？もしかして恥ずかしがってる？

夜『いや、怒ってないけど。ただ、びっくりしただけ。』

業「あ、うん。そっか。」

そんな事を話していたらパラパラと小雨が降ってきた。傘はいつもテレポートで帰るから不必要なので持ってきてない。あの様子だと業も持ってなさそうだし…。魔理沙に事情を話すのも気がひける。しょうがないから雨宿りしようにも当分やみそうにないし。濡れて帰るか。

業「ねぇ、Aの家、行っていい？」

え？なんで？何がしたいの？…一応私が幻想郷に帰らないようにって事かな。まぁでも今日はなんか業が不思議な行動をするからネタ集めって意味ではいいかも。口封じにもなるし、りおにも売れるかも。
そんな事を考えた私は業の提案を受け入れた。