東方×暗殺教室【裏切り(？)】3 (ページ42)

今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:28,385 hit

119 ページ42

業side

魔「ま…いっか！」

E組「「「えっ？」」」

魔「どうせ考えても答えでないしな！」

E組「「「…。」」」

茅「で、Aちゃんはどうするの？」

魔「まぁ、放っとけばいいんじゃないか？Aなら一人で答え出るだろ。」

渚「確かに、僕たちがどうにかできる問題じゃないかもね…。」

その後、俺達は何事もなかったように授業を受けたけど、俺は全く集中できなかった。どうもAが困っていると思うと集中できない。助けたいと思ってしまう。しょうがないから、次の授業はサボることにした。Aの事だから、人気のないところで考え事をするだろう。それなら…この前、一緒に授業をサボった所にいるかもしれない。

そこにたどり着くと、案の定Aが木にもたれて座っていた。慰めたりしても「放っとけ」と返されそうなので横に座ってみる。全く反応しないのでそっと手を重ねてみた。驚くかな～って思ってたけどそれでも無反応だった。

業「ねぇ、気づいてる？」

夜『うん、まあ。』

業「え…。いつから？」

夜『業がここに来た時から。』

しばらく沈黙が続く

夜『んぐ…あー…ん…。』

かなり考え込んでいるようだ。

夜『ハァ…。』

大きなため息をついた後、スッと立ち上がって歩き出した。その背中が、止めないとどこか遠くへ行ってしまいそうに思えた。