東方×暗殺教室【裏切り(？)】3 (ページ37)

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Aside

私達が実際に幻想郷に居られる時間は一ヶ月もない。外の世界と幻想郷では時間の流れはかなり違う。だが、幻想郷に居る間に魔法の研究をしなきゃなんないし、勉強の予習だってしなくちゃなんない。まだやることあるし。今頃奴らは喧嘩でもしてんのかな。「殺す」か「殺さない」か。実は幻想郷に帰ったのはこれも理由の一つになる。私は外の世界には仕事をしにきていた。殺せんせーを「殺す」ための。自分の意思でもないのにその喧嘩にかむわけにはいかないと考えた訳だ。

魔「ようA！遊びに来たぜ。」

夜『今忙しいから博麗神社にでもいっててよ。』

魔「なんだよいいじゃないか。魔法の研究してるんだろ？その本わたしにもみしてくれよ。」

夜『はい。』

どうせ読めないし。

魔「えらい素直に渡すな。なんかあるのか？」

夜『別に？』

魔「…。なんて書いてあるかよめねぇ。」

夜『はい。読めないなら返して。』

魔「お前私が読めないの分かってて貸しただろ。」

夜『さぁ？どうでしょう。』

珍しく私の考えてること当ててきたな。

魔「グヌヌ。じゃあAって普段どんな研究してんだ？やっぱ新しい魔法か？」

夜『いや、私はほとんど新しい魔法の研究はしない。』

魔「じゃあなにを研究するんだ？」

夜『私は基本的に今ある魔法を少ない魔力で使う研究とか同じ魔力で高火力が出るようにする為の研究をしてる。』

魔「つまりより効率よく魔法を使うための研究って訳か。でもお前の魔力ならそんな気にする必要あるか？」

夜『高火力の2つの魔法を合わせた合成技見たいのを作れるようになるからな。そして合成技と合成技をさらに合成して…なんてことができるようになる。』

魔「なるほど…。新魔法を最初から作るんじゃなく基本の技の応用から新魔法が出来ることもあるってことか。参考になったぜ。」

夜『あぁ、そう。じゃあもう帰って？』

魔「嫌だぜ。もう少し研究を見てくぜ。」

夜『あっそ。邪魔すんなよ？』

魔「しないぜ。」

あー。無駄話に時間使い過ぎちまった。