東方×暗殺教室【裏切り(？)】3 (ページ49)

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続き

いくら不良といえど数人いれば思いっきり後ろを見てる奴を見逃すわけがない。仕方がないので業の服の袖を引っ張り業の体制をこちらに崩させた。見事に攻撃が外れる。

こいつらが体制を直している間に上に飛び上がる。不良達の視線が集まる。それもそうだろう。身長150cm位のやつが助走なしで一階の屋根くらいまでジャンプしたらこっちの世界じゃ驚かれる。そして一気に不良達の真ん中に拳を下に突き出してして落ちる。

見事にコンクリートの道にヒビが入った。それをみた不良達が化け物でも見るような目でこっちを見る。

夜『これ以上やるなら私も本気でやるけど？今なら最後の慈悲で見逃してやるよ。』

不良達はぶっ倒れた奴らを連れて慌てて立ち去った。途端に足の力が抜け、立膝の状態になる。

業「こっから一番近い病院ってどこだったかな。」

大丈夫？なんて野暮な事は聞いてこない。でも病院に連れてかれても困る。私も一応命狙われてる身だ。逆に殺される可能性の方が高い。

夜『ごめん。病院は…。家に回復薬あるからそっちにしてくんない？』

業「うん。」

物分かりが良くて助かった。とか考えてたらさっと「お姫様抱っこ」とかいうのをされた。ちょっと恥ずかしいけどそんな事を考えてる場合じゃない。今にも気を失いそうだ。鍵をポケットに入れ替えたところで、私の意識は途切れた。