極秘任務：虎杖悠仁を○○【呪術廻戦】

生徒だから ページ34

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瑞？「ぅ……あ…」



『………にい、さま…？』



虎「っ…お前！！！！！！！！！」



瑞？「…ご……め…まも、れな…くて…ごめ…」



分かってたことよ



死んだ人間が生き返ることなんか無い



分かってた、ことよ



……兄様が死んだことは、分かってた



『…………』



特級(！女ノ術式解けタナ) ヒュウウウウウウッ



(虎杖悠仁も殺れそうじゃん♪)バッ



『！っ』ドンッ



虎「え」



グサッ『ぐっ…』



ズドォンッ！！！！！！！！！！！



虎「Aさん…！！！！」



『………ゲホッゲホッ』



「あれ、虎杖悠仁狙ったのにお姉さんに刺さったの？まぁ良いけど、言われてたのそっちだし…おい、トドメ刺して早く帰」



『特級なら、もう…いないわよ』



「…は？……っ！？今の、一瞬で…！！！！！ていうか兄さんも殺ってるじゃん！改造されたらもうどうてもいいって？？！」



『……死ぬか？』



「…遠慮しとくよ、じゃ、俺帰るね〜！」



虎「っ待っ」



『良いよ、悠仁…放っといても』



虎「！Aさん…止血しねぇと！！」



『……馬鹿、だよね…会えるだなんて期待してさ…』



虎「……何で、Aさんは俺を守ってくれたんだ…？俺、殺さないといけないんだろ？？自分が傷ついてまで守る必要、無いじゃん」



『…私ね、ずっと何であなたを殺せないのか分からなかった……悟にも絶対Aは殺さない、とか言われてさ……意味分からないって、思ってたの。でも、分かった』



虎「…？」



『あなたが私の大切な“生徒”だから……例え、宿儺の器でも、兄様の仇がその身にいても……あなたは私の守るべき、大切な生徒のひとりに変わらない。私の命の優先順位は、私自身の前に仲間が来るから…それだけ。簡単な事なのに、気づけなかったんだなぁ』



虎「っ……俺は」



『あはは、そんな顔しないで？…悠仁は何も悪くないから。宿儺は今でも腹が立つけど…悠仁は、無罪だから。だから、私はあなたをまも』



ドクンッ『っ…！ゴホッゴホッ！！！！』



虎「！Aさん、だいじょ」



ピチャッ



虎「っ…！口から、血がっ」




あぁ、ダメだ



大丈夫だよ、悠仁



こんなの何とも無い、から





バタッ！！！！！！！！！！





虎「っAさん！？！！！！！！？！！！！」

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