極秘任務：虎杖悠仁を○○【呪術廻戦】

守りたい ページ24

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虎「いや〜面白かった！！でも4本も観たらさすがに疲れるな〜」



『もう夜だね、何か作ろうか』



虎「え、Aさん料理出来んの！？」



『……………出来ない、ていうかあんまりやった事ないからちょっと分かんないけど…』



虎「お、おぉ……俺、作ろうか？何でもいい？？」



『え、悠仁は出来るの？』



虎「まぁ、人並みには！！じいちゃんっ子だったしね」



『なるほど…じゃあお願いしようかな』



虎「任せて！！」



…思えば悠仁も私と同じなのかな



今、この世に家族はいるのかな



……いや、情を持ち込むな。私は彼を…宿儺を殺さ……祓わなければならないんだから



虎「なな、Aさん！伏黒と釘崎どう？？」



『ぇ…どうって……楽しそうにはやってるけど。あなたが亡くなった後は本当に気落ちしてて…でも、そのお陰でもっと強くなりたいと思ったみたいだし。今は2年生と一緒に特訓してる』



虎「へぇ…！！強い？」



『うん、強くなってるよ。2人とも素質もやる気も十分…あの個性の塊みたいな2年生達とも仲良くやってるっぽいし』



虎「そっか…会うの、楽しみだなー！！あ、そーいや伏黒が妙に“Aさんのことベタ褒めしてたんだけど…もしかして昔からの知り合いかなんか？？」



『あー……そうね、あの子が小1くらいの時に初めて会ってちょっと一緒にいた期間があったから…何だろ、恵からしたら“何か世話焼いてくれたオバサン”くらいの認識だと思うよ…術式も見てあげたしね』



虎「そんな感じなんだ！？てかAさんまだ若いじゃん！…五条先生とAさん2人とも見た目詐欺だよな……」



『？』



虎「…Aさんは……何で呪術師やってんの？俺を殺したいってのもあると思うけど…」



『……理由、ね。私は元々五条を潰すために呪術師として育てられた。だから崇高な目的なんてないけど…



仲間を守りたいとは、思うよ。大切な人を…守りたい。私が今、学長に呪術師になる目的を聞かれたら…宿儺を祓う、そして仲間を守るためだって答えるよ』



虎「……そっか」



『…悠仁？』






虎 ニッ「俺、やっぱりAさんになら殺されても良いなぁ」




『……！！！』



何で、笑ってそんなことが言えるの？



何で……出会って大した話もしてない私に



虎「優しいし…仲間思いだし！！」





…優しいのは、どっちよ



気づいたら話に夢中になってた



……きっとあなたを殺すのは、間違いなんだろうな

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