極秘任務：虎杖悠仁を○○【呪術廻戦】

正しい死 ページ21

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ー 五条悟を殺していれば



ー お前を殺しておけば良かった



ー お前がいなければ



ー お前は人を殺せない



ー 生きる価値などない




『っゲホッゲホッ』



………夢見、悪すぎ……



コンコンッ『！ハイ』



クラッ『っ…！』



…風邪ってこんなのだっけ？



家「A？私だけど入って良い？？」



『！硝子…うん、いいよ』



ガチャッ



家 「うっわ、酷い顔。寝れてないの？」



『うーん…ちょっと悪夢的なの見ちゃって。でも昨日は悟に会って…多分悟の背中で寝ちゃったからいつもよりは寝れてるはずだよ』



家「おーおー、お熱いねぇ。…そんな中悪いんだけど、来てくれる？虎杖が死んでるからさ、なんか声掛けてあげて」



『死んでる…？？？何で私？？』



家「得意だろ、慰めるのとかそういうの」



『いやそんなことないですけど…！？』



家「ま、詳しいことは七海に聞いて。……多分、Aも虎杖の立場だったら同じだと思うから」



『…？』








『七海』



七「！Aさん」



『悠仁のことは七海に聞けって硝子に言われたんだけど』



七「……虎杖君は人を殺しました」



『！！！っ宿儺が出てきた…！？やっぱり早く殺すべき』



七「違います。…彼は友達になれそうだった男を1人目の前で特級に殺された。そして、特級を祓うために改造された人間を殺した。…いえ、祓ったと言った方が正しいかもしれませんが」



『……』



七「声をかけてあげてください。彼は……“正しい死”が何か知りたいようなので。…私は彼の求める答えは伝えられませんでしたから」



…そんなの……私だって



七「Aさん」



『…？』



七「虎杖君を必要とする人はこれから大勢現れます。必ず。虎杖君は………呪術師です」



『！！！……七海がそこまで言うとは、ね』



でも




『私が彼を狙うことは変わらない』



七「…そうですか。ですが今回はお願いしますね。一大人として」



『…はぁ……分かったよ』



…正しい死、なんて…私にも分かるわけないのに

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